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シングルプッシュプルとは?音質比較を通じて考察する
- 真空管アンプの中でも異彩を放つシングルプッシュプルについて、知り合いの経験を通じて考察してみました。シングルアンプの音質や利点について触れつつ、他の真空管アンプとの比較も行いました。
- 69歳の自作マニアが遊んでいる真空管アンプの中でも、シングルプッシュプルは特に注目すべきものです。聴き比べを通じて、211、300B、42パラシングルとの音質の違いを検証しました。また、シングルアンプの特性についても考察しています。
- シングルプッシュプルとは、2A3のプッシュプル回路を使用したアンプです。私の視聴経験から、シングルプッシュプルは211のシングルアンプと比べても音質的に優れている印象を受けました。また、シングルアンプの利点や適応するスピーカーについても考察しています。
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はじめまして♪ シングルの場合は管種による個性が活き易い。逆に言えば弱点も出易い。 同様に、フルレンジスピーカーも個性が活かせ易く、弱点も露呈し易い。 ご体験されたのは、たぐい稀な希少経験の中の感想でしょう。 211と845は一面で似た管種、ただ1000V以上の動作にしますと、かなり違った面が出るそうですが、そんなアンプを実際に聴いた事は無いのですけれど、、、、、 個人的には子供の頃の体験で、300Bの廉価版(ラヂオ用)と言われた2A3を使ったサウンドが、大人に成った今でも鮮明な記憶として残っています。数種のスピーカでも当時のトランジスタープリメインアンプとは違った、音楽の「熱さ」が大きかった様な印象です。 P-610Bを所有していますが(小学6年の頃に1本だけ購入)、当時は特徴も無く普通の音、つまらないと感じました。(今ではエッジが朽ちていますが、時々眺める保管ユニットの一つ、、、) ただ、NHK-FMの生放送アナウンスは、音量を大きくしても小さくしても、とにかく言葉がはっきりと聴き取れたと言う事が、強く印象に残っています。 そんな子供の頃の印象と、大人に成った今の考えたでは、もう少し踏み込んだ判断も出来たと思いますし、その考えから2A3もP-610も名機と言われた理由を論理的には理解しています。 ただ、非常に古いシステムを、最適な状態で現代に再現するのは、とても難しい。 少なくとも、今の私の経済状況では諦めるしか無い、、、、 JBLの3ウエイが悪いはずはあrませんが、たまたま組み合わせ環境と、好むサウンドの質に関して、聴いた人個人の琴線に触れる事が出来たかどうか。という部分ですよね(^o^) そして、スピーカーの設計前提も、アンプの設計前提も、時代とともに変化していますので、音源や機器や好みの部分でベストマッチした場合に大きな感動も出て来ますね。 『シングルアンプは、大口径スピーカーに向かないのでしょうか。』 いやいや、大口径、小口径に関わらず、そのユニットがフリーダムに動作した時が個性的で良いサウンドを得られれば、そっちが良い。 反して、アンプ側の制動性、アンプ側の支配力が高い時の方が良い結果を感じられるスピーカーとの組み合わせなのか。 私個人としては、スピーカー工作もずーっと好きなので、アンプはスピーカーを駆動する為の道具、sピーカーの奴隷だと思っています。 (アンプ製作が好きな人からは、おおいに怒られる表現ですが、、、) まぁ、結果的に、非常に高度な部分では、組み合わせた時の絶妙な表現という部分が有る事は、ほぼ間違いないでしょう。でも他人の環境でも、同じ結果になるかは別問題。 自分の環境で、自分が好ましいと感じたなら、それが個人のベストでしょう。 私は、いろいろ違うサウンドを試すのが好きなだけ、基本的に子供の頃から変わらない「興味」によって、長くオーディオと言う物を趣味の一つとしていますよ。 追伸:P-610は小さい箱に押し込むと、あるいは小さめの平面バッフルに、この場合は本当にラヂオ音声、質は高いのですが、音楽的には窮屈。1本あたり最低40L,できたら60Lの箱で、きっちりと造り込めば、バランスの良いカマボコ型で音楽的にも楽しめるはずです。 (個人的なオススメは、60Lタイプの箱、しかも一部後面開放です。振動板面積の2倍から4倍程度の開放が、低域の量は少なく成りますが、イイ感じですよ。)
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- yosifuji20
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私も自作マニアで真空管アンプを年中作ってはバラしてきた69歳前後の者です。 その経験から言うと、アンプの形式とスピーカーとの相性に一定に関係があるとは思いません。 大口径スピーカーとフルレンジスピーカーの違いはたぶん振動体の質量の差や磁力回路の違いでしょう。 フルレンジスが同一のコーンで全周波数を出さないといけないのであまり重いコーンは使えません。大口径スピーカーは再生周波数を限定してそれに見合った質量のコーンを使うことができます。 その場合アンプの制動力のきき方が多少違ってくるのかもしれませんが、それはシングルかPPかというよりも、出力トランスの性能やNFBの使い方等色々な要素があって一概には言えません。 私は自分でアンプを作ってそれを測定器を使って慎重に調整した後では結局アンプの音はそれほどに違いはないといいう意見です。 逆に違いが分かる場合は超低音や高音の特性に何かの問題がある、耳ではわからない程度の発振がある、わずかなノイズの差があるなど様々なり事情があり、それらを一つ一つ即敵を使って追い込んでいくと結局似たような音になるという感じです。 ただその後半導体アンプに移行し、今では真空管アンプの出番はほとんどありません。 ちなみに真空管アンプの問題点を述べたサイトがあります。 http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Amp ここに真空管アンプの弱点が書かれています。 私はこの記事の見解に同意するもので、同じコストであれば半導体のほうがかなり良いという立場です。 ダイアトーンP-610は私も昔使っていました。 構造上低音は出ない、大音量も無理というものですが、中音の素直さは格別でこれを余裕のある箱に入れてあまり大きくない音量で室内楽などを聞くと本当に良い音が出ました。 ただし大編成のオーケストラは無理と思いましたが。
お礼
そうですよね・・・。 やっぱりトランスや回路によるところが大きいですよね。 アンプの調整を細かくしていくと、音の違いは小さくなるのですね。なるほど・・・。 回答者様は、半導体の方が好みなのですね。 添付ファイルを読みました。勉強になることがたくさん書いてありました。ありがとうございます。 たくさん経験をつんだ結果、出した答えが半導体アンプっということなのですね。 私はまだ30代でまだまだ未熟です。 全然答えがでてない状態です。 真空管の不完全な音に魅力を感じているのかもしれません。 ダイアトーンはやはりすばらしい音ですよね。 今のスピーカーにはない魅力がある感じがします。 回答ありがというございました。
お礼
大口径、小口径、シングルとプッシュプルとあえて分けることもない。っということでしょうか。 個人個人の好みの音がでたら、それで良しっということですね。確かにそのオーディオとは好みと相性の世界だと思っています。 回答者様と同じで、私の知り合いも音楽や音に対する興味が衰えないから、色々なアンプを使っているのだと思います。 「アンプはスピーカーの奴隷」・・・名言です。 アンプを作っている人も、スピーカーをより良くならすために作っていると思いますので、過激な表現ですが納得できます。 既製品のアンプは、相性の良いご主人様(スピーカー)に出会ってこそ、お互い真価を発揮するっということでしょうか。 回答ありがというございました。
補足
質問とは違うので補足の欄に書かせていただきますが、P-610本当にすばらしい音でした。 家庭ではこれ以上必要ないのではないかと思ってしまいました。 今では16cmのユニットをつんでいても、40lや60lもあるスピーカーはないですよね。 箱によって、スピーカーの音はコロコロと変わるので、スピーカーの性能を引き出すことって難しいとですよね。