- ベストアンサー
イギリスの鉄道: National Rail とGNER
先日[goo!」で教えていただき、National Rail (http://www.nationalrail.co.uk/)で時刻表検索をしています。他にGNER (http://www.gner.co.uk/GNER/default.htm)というサイトでもスコットランドからロンドンまでの時刻表検索ができました。 (1)ところでこのGNERはNational Railの一部なのでしょうか(たとえばJRの中のJR東海のように)。 (2)「イギリスの鉄道はロンドンを中心に発着方面に応じて異なる鉄道会社が乗り入れている」と聞きますが、National Rail Enquiriesで検索した列車はすべてBritrail Pass が使えるのですか。 (3)また、BritrailとはNational Railのことですか。 Britrail PassはNational Railが販売しているパスですか。 基本的なことで申し訳ありませんが、イギリスの鉄道のことがどうもよくわかりません。回答よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
この問題を正しく答えるのはあまりやさしくありません。 英国の国営鉄道はサッチャー政権時代に分割民営化されました。しかし、日本のそれとはだいぶ違う方法が採用されたのです。 1)鉄道のレールと駅を保有する会社(Railtrack)、電力供給会社、車両保有会社、運行会社などに分割されたのです。それも地域ごとに分割されたので、かなり細かく分割されました。 2)そして運行会社については、新規参入を含めて幅広く入札が行われました。Virginなど全く鉄道と関係ない事業からも参入があったのもこのためです。 3)日本の分割民営会社(JR東海など)は鉄道のレールや駅舎などは基本的には自前で持っていますので、日本と同じような分割のイメージはこの際忘れてください。たとえば英国の運行会社GNERは、自前のレールを一本たりとも持っておらず、レール整備などする人も一人もいないということです。 4)ただし、チケットは路線が同じなならば違う会社でも共通ですし、駅の窓口では、行きたいところを告げれば、どの会社なのかなんて気にせずにチケットが買えます。運行会社別の窓口なんてのもなく、窓口は共通です。 5)BritRailPassは英国外でしか買えず、National Railの全路線に乗ることができます。 6)BritRailは分割後に全体を統括していた英国鉄道会社の名称でしたが、94年からNationalRailと名称が変わりました。しかし、すでに世界中に知られていたBritRailPassという名称はそのまま残したのだと思います
その他の回答 (1)
イギリスは列車の行き先別に民営化したと思えば良いでしょう。で、更に線路管理を別会社にしました。 で、イギリスの旧国鉄路線運営会社を総称してBritrailと言うのです。 その他は旧国鉄を踏襲しておりBritrail PassはBritrail全線で使用可能です。 ぶっちゃけ旧国鉄で使えた区間は今でも使えます。 スコットランド行は東海岸線経由と西海岸線経由があり、GNERとVirginが競争しています。
お礼
わかりました。説明ありがとうございます。 >スコットランド行は東海岸線経由と西海岸線経由が>あり、GNERとVirginが競争しています なるほど、そういうことですか!!
お礼
ていねいなご説明ありがとうございました。こういうのを「目からうろこ」っていうのでしょうか。時刻表の検索結果画面の"operator"が何を意味しているのかもわかりました。これでイギリス旅行の日程表作りがスムースに進みそうです。