鉄道車両の重心の高さ
狭軌の鉄道車両に乗っていて、1,067mmというレールの幅を車内から想像すると、かなりの部分がオーバーハングしているように思えてきます。車両を正面から見てみると、もっとよく分かります。
鉄道車両は道路車両よりも、ずっと重たいのでしょうが、両輪が車体の最側端に位置する道路車両と違い、なんだかヤジロベーが走っているようにも思えます。
てことは、鉄道車両の重量の殆どの部分は台車であって、腰上の車体や貨物・旅客の重さなんてのは、微々たるものなのでしょうかね。
カーブではカントも付いており、オートバイが曲がるように自然に傾かせているのでしょうが、それでも停車時に転ばないようにはなっているとは思うし、あまつさえ平らな面での分岐器による急激な横Gでバランスを崩さないのは、これも全ては重量のおかげでしょうか。
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