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会社設立時のシステム構築(SI)における会計上の処理について
会社設立時のシステム構築(SI)における会計上の処理について 現在会計について勉強しているのですが、会社を設立する際の繰延資産として扱える費用項目の内、開業費の範囲について疑問を抱いています。 私の調べた範囲では、開業費として扱われる例として「賃借料・通信費・光熱費etc...」といった準備に必要な作業に付随して発生するような費用が主だと認識しています。 ここで疑問に思った点ですが、大規模なSIを伴う開業準備において、このSIを外部発注した際の費用は全て繰延資産として計上することは可能なのでしょうか? 宜しくお願いします。
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SIとはSystem Integrationのことでしょうか。仮にそうだとすると、一般的にはSIはシステム開発費であり、会計的・税法的には固定資産であるソフトウエアの取得費であって「費用」ではありませんから、開業費には含まれません。ただし、ソフトウエアの開発費に含まれないような市場調査費などであれば開業費になる余地はあると思われます。 法人税法施行令第十四条(繰延資産の範囲) 法第二条第二十四号(繰延資産の意義)に規定する政令で定める費用は、法人が支出する費用(資産の取得に要した金額とされるべき費用及び前払費用を除く。)のうち次に掲げるものとする。 一 (略) 二 開業費(法人の設立後事業を開始するまでの間に開業準備のために特別に支出する「費用」をいう。) (以下略)
お礼
ご回答ありがとうございます。またお礼が遅くなり大変申し訳ありません。 SIとは仰る通りシステムインテグレーションのことです。 この「開業準備のために特別に支出する費用」という言葉のあいまいさが、自分では判断できなかった次第なので、今回いただいたご回答ですっきりいたしました。 ありがとうございました。