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「ファーストアイドル機能不要のガソリン車はいつ開発されますか?」
「ファーストアイドル機能不要のガソリン車はいつ開発されますか?」 エンジンが冷えている時(始動直後など)に 通常よりもガソリン噴射量を増やしてエンジンを早く暖めるという ファーストアイドル機能なんですが、 これが燃費を悪くする大きな要因のひとつだと思うんです。 この機能って絶対必要なものなんでしょうか? これがないとエンジンに負担が大きいのでしょうか? この機能がなくても大丈夫な車なら チョイ乗りが多い運転状況でも好燃費(少なくとも現在の車よりは)を出せると思うんですが・・・
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原理的に不可能です。 なぜ冷間時に噴射増量が必要か? 1)噴射した燃料が揮発せず、壁面付着量が増えるから。 2)エンジンのフリクションが大きいから(油温が低く攪拌抵抗大、各部クリアランスも狭い)。 つまり、燃料を増量しないと、エンジンの出力が不足しマトモに走りません。 暖機がいつまでも完了しない、暖機が完了する前にエンジンを止めてしまうと、 壁面に付着した燃料がオイルに混ざり、オイルの燃料希釈が生じます。 この燃料希釈はオイルの潤滑性を損ね、エンジンの異常磨耗を引き起こします。 しかしながら最近の車は冷却系統をヘッド、シリンダーで独立させたりすることで 暖機時間を可能な限り短くしており、エンジン始動後、走行開始3分程度で暖機は完了します。 ヒーターも切ったほうがより早く暖機が完了します。 最後に、チョイノリは、環境にも車にもよくありません。 近場には自転車か徒歩をオススメします。
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- rgm79quel
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それではアイドリングしません… VプロとかパワーFC等を付けてお試し下さい。 どうしようもないですよ。 ちなみに増量補正を半減させると 実際に街乗りの燃費は強烈に向上します。 (検証済みです) エンストしまくりですが…
お礼
やはり簡単ではないんですね。 ご説明ありがとうございました。
- nekoppe
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>この機能って絶対必要なものなんでしょうか 絶対ではありません。エンジンが冷えている時だけ必要ですので始動時に暖まっていれば良いのです。今すぐ個人でするには、 1.赤外線ランプでエンジンを温める:某消防車が行っていた 2.電気ヒータで暖める:オイルパンのオイル中に棒状ヒータ、シリンダブロックのタイトプラグに円盤状ヒータを取り付け200V又は100Vの通電加熱 メーカでは、 ・北欧メーカが採用していた方法:エンジン横に蓄熱器を置き高温の冷却水で加熱しておく。始動時には低温の冷却水をここに通し加熱する ・日本メーカが採用していた方法:エンジン横に魔法瓶を置き高温の冷却水を溜めておく。始動時にはこの高温冷却水をエンジンに送る というのがありましたが今はないようです。メーカオプションになると良いのですが。画像のタイガー魔法瓶製真空タンクは、先代プリウスの北米向けに採用されていたものです。
お礼
代替案や実例を挙げていただき参考になりました。 ご説明ありがとうございました。
エンジンを始動するにも濃い混合気が必要だし、始動後、まだ冷えてる間は濃くないとアイドリングも不安定でエンストしたりでまともに走れないでしょう。メーカーも必要だから装備してるので、今後なくなるとは思えないし、それを開発するとも思えません。ほぼ完成してるガソリン車にそんな開発費はかけないと思います。金掛けるなら電気やハイブリッドのエコ方向でしょう。 因みに、30年ほど前はキャブ車がまだ多く走っていて、それらの車は手動のチョークを備えているのが大半でした。これは車両の癖さえつかめば始動後はチョークを戻して、暖まるまでアクセルでだましだまし走ることもできました。しかし今時そんなこと言ってたら欠陥車扱いでしょう。そんなことするより便利さを追求し、自動チョークやインジェクションのファーストアイドル機構は当たり前になりました。
お礼
アイドリング不調が起こってしまうのでは 装備していないと販売ができないでしょうね。 ご説明ありがとうございました。
- vtec7
- ベストアンサー率26% (192/720)
原理的には可能だと思いますが、コストがどれぐらいになるかわかりません。 1台1億円などになってしまえば燃費どころか誰も買わないと思います。 >この機能って絶対必要なものなんでしょうか? 絶対ではありません。何か変わりのものが必要になります。 >これがないとエンジンに負担が大きいのでしょうか? 負担ではなく効率よく回らないのです。オイルの抵抗も相当なものですよ。 暖気後のオイルは水みたいなもんですが始動時はドロドロです。 ガソリンが燃える環境が変わってしまうのでやはり燃調・空調が必要になります。 ではガソリンを始動時から常に暖気後と同じ量ということになると一定の環境を作り出すしかないと思います。 SFのような話になってしまいますが、ディーゼル車のグロープラグのように数秒でエンジンを暖気後と同じくらい暖められれば原理的には可能だと思います。 エンジンボディにウォータージャケットと平行して発熱抵抗体を山ほど埋め込み大電力で一気にエンジンをあっためます。 それこそドロドロのエンジンオイルも一瞬で水のようになる温度です。 なんてことは燃焼エンジンでは原理的には可能でも現実的には不可能です。 動力に燃焼エンジンではなくモーターという条件を追加していただければ 「電気自動車」という位置づけで解決できますが。
お礼
不可能ではないけれど、現実的ではないんですね。 ご説明ありがとうございました。
- fxq11011
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省燃費型のエンジン程必要でしょうね。 セラミック製のエンジンで、蒸発器で燃料を完全に気化させてから、吸気・圧縮する構造なら不要になるかも・・・・。 ただし、エンジンの内部冷却がなくなり、相当高温になることが予想されます、となると通常ガソリンではノッキングが発生します。 アルコールならなんとか・・・?。
お礼
やはり簡単ではないんですね。 ご説明ありがとうございました。
お礼
1)と2)の理由を挙げていただき、よくわかりました。 ご説明ありがとうございました。