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ディーゼルエンジンがガソリンエンジンより燃費がいい理由をどなたか教えて
ディーゼルエンジンがガソリンエンジンより燃費がいい理由をどなたか教えてください。 圧縮比やシリンダー内への燃料噴射などが関係しているようなのですが、勉強しはじめでよくわかりません。私に理解しきれるかわかりませんが、できるだけ詳しく教えていただければと思います。
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以前見たVWやイスズの資料では、ディーゼルはガソリンに比べ約30%燃費が良いとなっていました。「燃費が良い=効率が良い」、という事で、ディーゼルはガソリンに比べ、 1.高圧縮:高圧縮になる程効率が上がる。しかし、今までは過剰圧縮なので最近は圧縮仕事損を減らす為圧縮比を下げる傾向 2.吸気絞り:吸気時にスロットルバルブが吸気抵抗になるが、ディーゼルにはこれがない 3.高発熱燃料:軽油はガソリンより発熱量が多い分1L当たりの燃費に影響(燃料価は容量であり重量ではない) 4.低回転:最高回転5000でも1500とか2000で使えば摩擦損が減る。その為に過給して低回転でも高出力を可能としている が主ですが、参考にマツダの資料も見てもらうと、 グラフの「SKYACTIV-G」が新開発ガソリンエンジンで、高圧縮化すれば燃費率で現状のディーゼルを上回る事がガソリンエンジンでも可能である事を示しています。但し、燃費率の単位はg/kwhですので実際の走行状態とは異なる場合があります。
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- MVX250F001
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ディーゼルサイクルとオットーサイクルのPV線図を見てください 熱力学の入門書などに記載されています
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軽油の方が、単位体積当りの熱量が大きい。 ディーゼルの方が、膨張比が大きい分、排気熱として捨てられる分を動力として取り出せる。
できるだけ詳しく、ということですから、詳しく書いてあるサイトを紹介します。 http://www.poweraccel.co.jp/eco-drive.html 一言で言えば、圧縮比が高いほど効率は高くなります。 1サイクルをPV(圧力-体積)のグラフに書いたとき、曲線ので囲まれる面積が出力になりますが、体積や圧力の変化が大きいほどその面積が大きくなりますね。 ただし、ガソリンエンジンは原理的に高圧縮比で実現することができません。ディーゼルエンジンとちがって混合気を圧縮するので、高く圧縮しようとしても途中で燃焼してしまうからです。 ・・・という説明でいかがでしょう。 日本でももっとディーゼルが普及しませんかねぇ。 前にヨーロッパでディーゼルエンジンの乗用車を運転しましたが(ヨーロッパじゃ半分はディーゼル)、なかなか良かったです。
お礼
紹介していただいたサイトが大変役に立ちました。ありがとうございます。