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なぜ「meet met met」みたいなへんてこな変化する動詞が生まれ
なぜ「meet met met」みたいなへんてこな変化する動詞が生まれたのですか?
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英語は現在でこそ国際語、などと言われていますが、その昔は大変悲惨な歴史を経てきているのだそうです。 古英語と言われていた時代は、何と日本語と同じように語順が比較的自由で、その代わりに語形の複雑な変化を多用する言語だったのこと。語の変化をみればその語が主語なのか目的語なのか分かるようになっていたので、語順は関係なかったようです。 これが他民族による度重なる侵略を受け、何度も支配されてしまったため、支配者(=他民族)には覚えられない複雑な規則や要素が全部スポイルされて、現在のような単純な形になってしまったとのことです。可哀そうですね。 ちょうど現在、日本語を含む他の多くの言語が英語からの侵略を受け、存亡の危機に立たされているなどと騒いでいる人がいますが、かつては全く逆のことが起こっていた、ということになります。 meet met metはその中で生き残った数少ない本来の英語の姿なのかもしれません。 ちなみにスペイン語やドイツ語はそういう悲しい過去がなく、栄光の歴史を刻んできているのでとても複雑なままです。試しにそういう言語もちょっとかじってみてはいかがでしょうか。英語の単純さが身にしみますから。 もちろん単純だからって簡単だと言うつもりはございません。
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- SPS700
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これはインドやヨーロッパの言葉のもとになっているインドヨーロッパ基語(略して印歐語)の動詞にある、二種の動詞に由来しています。 一つは強変化動詞と言って、母音を変えて、過去形や、過去分詞を作ります。この母音交替をアップラウト(Ablaut)と言い、 meet, met, met はその例です。 もう一つは弱変化動詞といって、 ed のような尻尾をつけて、過去形や、過去分詞を作ります。work, worked, worked はその例です。 詳しくは下記などをご覧下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%96%87%E6%B3%95
お礼
ありがとうございます。ためになります。
- bakansky
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英語はゲルマン語の一派ですが、その古い形から枝分かれしてドイツ語やオランダ語や北欧語や英語などに発展してきました。 meet などの動詞の本来の形はとても複雑な変化をして、1人称、2人称、3人称、それにそれぞれの複数形などがあり、されにそれぞれの人称について直説法だの仮定法だのがあって、複雑なものでした。 やがて英語は独立した言語として発展するうちに、次第に簡潔な活用変化をするようになり、今では meet のような古くから用いられてきた単語 (たいていは基本的な単語で、だからよく用いられる単語です) では、現在形、過去形、過去完了形だけの簡単な変化の形だけを残すまでになってしまいました。 ちなみに、3人称単数だと -s が付くのも、その形だけが保存されていて、他はみんな消えてしまったのです。 英語には夥しい単語がありますが、日本語でもそうですが、名詞は新しく作られたり外国語から入ってきたりして国語に組み込まれますが、基本的な動詞は、わりと古くから存在するものが残っています。 日本語の 「食べる」 とか 「見る」 などは、昔から日本語に存在していた単語を継承しているはずです (活用の仕方は昔とは違ったりしますけれども)。 だから、meet, met, met という活用は、「新しく生まれた」 のではなくて、むしろ、「古い形が残っている」 のだ、ということが出来ると思います。
お礼
ありがとうございます。なるほど。
「へんてこ」なんて外人に言われたくないんじゃないかなあ。 英米人に「日本語は変」と言われても、困るでしょう。 ラテン語だとかそのへんのお話が出てますので、ご参考に。 http://okwave.jp/qa/q6216447.html
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。勉強になります。