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落葉樹苗を短期間で大きくしたい

落葉樹苗を短期間で大きくしたい クルミの苗木を手に入れたのですが、これからの時期、寒くなれば葉も散り、来春まで成長が止まってしまうかと思われます。 葉っぱが散る理由を、ぼくは知らないのですが、気温が原因だとして、では部屋の中で育てれば葉も散らないのでしょうか。 その場合、部屋に置いた植物は冬季も成長を続けるので、野外のものと比べ寒い時期分(半年くらい?)成長が早まる、と考えてよいのでしょうか。 分かりにくくてもうしわけないですが、よろしくお願いします。

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  • taro1121
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回答No.2

落葉樹100種10万本程度(常緑樹200種90万本程度)生産販売している農家で働いています。 クルミなどのドングリ系はハウス内で発芽させています。 ハウスのほうが成長は早いのですが、1~2月ともなると、ハウス内でも最低温度が0度を下回り落葉します。 暖房かければ、落葉しないのですが、そこまで経費をかけるだけ単価が高くありません。 (発芽から3年かけ高さ60~70cmで200~300円) さて、樹の傷みですが、早い成長で弱い点は、ふにゃふにゃになる傾向があります。 逆に時間をかけて育つ樹ほど堅い。 成長の早い樹ほど土の管理が大事で肥料の気配りが必要になります。 通常の落葉樹の育て方であれば大して難しくありません。 早く育てると、病気にかかりやすくなります。(特に新芽) 室内で1年、屋外で1年、それから定植といったあたりで考えてみてはいかがでしょう ただ、10~15年で4~5mになると考えて植える場所を選定してください。

kudann2001
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。まとめると、以下の様で宜しいでしょうか。 ・室内では成長が早い(落葉しないため?) ・ただし、早く育てると弱々しく、病気になりやすい 成長を速めたい理由ですが、早く実をつけさせたいからです。 接木では、結実まで3~4年とのことなので、ならば室内で育てれば、冬季も成長し続けるので(?)、結実までの期間が2~3年に短縮できるのでは、と思ったんですね。 ご回答を受けて、更に以下の様に考えました。 ・冬季は室内で、それ以外の時期は野外で生育させる ・野外と室内を1年ずつ繰り返す これならば(手間とコストを考えなければ)、弱点を克服させつつ成長を速めることができるかと思いますが、どう思いますか。

その他の回答 (2)

  • taro1121
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回答No.3

実を生らす商売ではないので自信はないですが 確か、成長と結実は比例しなかったように学びました。 接木だと台木の年齢の植物ホルモンの影響で結実したような・・・(信用しないでください) 実生(みしょう:種から)だと、たとえ大きくなっても10年はかかるんじゃないでしょうか。 樹を大きくしないで結実させるのは盆栽の技術で毎年枝を切り詰める方法もありますが やはり実生では同じくらい(10年)時間がかかると思われます。 早く大きくなれば、10年が7年ということはあるかもしれませんがそれは樹が4~5mになっている条件が必要かもしれません。

kudann2001
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 成長が早ければ実も早くつく、と単純に考えてましたが、そうではないんですね。 成長の方にエネルギーを使うため、むしろ結実が遅くなってしまうということでしょうか。 そういえば実の付いた鉢植えとか、よく見かけます。

  • adkori
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回答No.1

なかなか難しい質問ですね。 葉が落ちる原因はまだ良く分かっていない部分が多いのですが、 いずれにしても樹木の成長に好ましくない状況(低温や乾燥、日の短さなど)を やり過ごすために進化の結果として獲得された「特性」になっていますので、 環境条件を無理に変化させることは一般的には悪影響になります。 質問の例で言えば、葉を落とすスイッチが温度だと仮定して、 そのスイッチが入らない条件を与えても、光合成の停止などは日照時間の低下など 別の要因で引き起こされるなどして、結果的に光合成はしないけれど呼吸量は減らない あるいは、翌年のための冬芽の形成が不完全になるなど 樹木にとってはまずい状況になると思われます。 ということで、お考えのような手法での促成栽培はおそらく無理だと思います。 また、実験したことはありませんが、おそらく質問の方法をとっても葉は落ちるでしょうし 成長も止まるように思います。

kudann2001
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 質問の内容にはある程度の根拠があります。 昨年、クルミの種を10月ごろ何個か手に入れたのですが、その内の3個ほどを室内にて鉢植えに入れたところ、芽を出したんです。 その後季節は冬に向かい、当然寒くなりますが、これらの苗は葉を散らすこともなく、暖かい(外に比べ)ぐんぐん成長しました。 翌年の今年4月、鉢植えを外に出したところ、まだ寒かったからか、葉っぱが全て散ってしまいましたが、すぐに新たに葉を茂らせ、順調に成長しました。 また、昨年に野外に植えていた残りの種が、この頃に発芽していました。 これら室内植と野外のものを現在比較すると、先に発芽した室温のものの方が、当然と言うか成長が早いです。 接木という技術がありますが、これは木々の成長を、或いは収穫時期を早める事を目的の一つとして行われるかと思います。 室内で飼育することが葉を散らさない(すなわち成長が止まらず続く)ならば、この目的に合致するのでは、と思われたんですね。 温室での栽培等は、意味は多少違いますが、上記とある意味かぶっていますし、本来の木の発育環境を変えることが問題なら、これらは成り立たないだろう、など等考えます。 そこで実際に、これらを行った人がいないか、確認したかったのです。 よろしくお願いします。