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常緑樹の方が落葉樹より進化していて優れているのでしょうか?

今頃の時期、冬になると、イチョウの並木は葉っぱが落ちて枯れ木のようになってます。植物は葉が命ですから、葉が無ければ光合成もできません。二酸化炭素の吸収も空気の浄化もできず、ほとんど無意味な存在です。 しかし、常緑樹は冬でも緑の葉を茂らしてがんばっています。常緑樹の方が落葉樹よりも進化していて優れているのでしょうか?

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  • SaySei
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回答No.5

>常緑樹の方が落葉樹よりも進化していて優れているのでしょうか? これは一概にはいえません。 例えば、九州の常緑樹を北海道で植えます。間違いなく冬の寒さにやられて枯れますよ。逆に、北海道の落葉樹を九州に持ってくると、競争に負けるでしょうね。 どちらも、環境に適応した結果、そうした形態をとっているに過ぎません。 具体的に言うと、葉を付けたままだと葉が凍ってしまう(そうすると程度にもよりますが葉が死んでいきます)というリスクがある一方で、春場の葉の展開をする必要がないので気温の条件さえ揃えばいつでもOKな点にあります。逆に葉を潔く落とすことで、葉に残っていたエネルギーも回収できますし、冬の寒さで葉が凍って無駄にしてしまうことはありません。ただ、春の葉の展開完了までに時間がかかります。その分、春先の競走だけ見ると常緑が有利ではあるわけです。 もちろん、極寒の地にあっても常緑のものがあります。マツの仲間が有名かもしれませんが、あれは葉の構造そのものを寒さに適応した形に変えています。気孔の数を減らし、表面積を減らし、細胞内の水が凍らないように糖度を上げたり… 糖度を上げることで対策をしているのは、落葉樹でもあります。カナディアンツリー(カナダの国旗に描かれた葉の持ち主)は幹の中を流れる水の糖度を上げてその流れが滞らないようにしています。その恩恵を受け、我々が口にする「メープルシロップ」が作られるわけです。 (ちなみに、冬の大根が甘いのも同じ理由です。) ということで、どちらが優れているということはないのではないかと。

noname#52130
質問者

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ありがとうございました。

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noname#194289
noname#194289
回答No.4

どこか変温動物と恒温動物の比較に似ているように思いました。変温動物はエネルギーの消費が恒温動物に比べて格段に少ないと聞きました。

noname#52130
質問者

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ありがとうございました。

  • Us-Timoo
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回答No.3

>植物は葉が命ですから、 この時点で間違い。植物の命は「根」です。 根がなければ、光合成したくてもできなくなります。 >葉が無ければ光合成もできません。二酸化炭素の吸収も空気の浄化もできず、ほとんど無意味な存在です。 何にとって無意味なのでしょうか? 植物は「光合成が命」と思っているのなら大きな間違いです。 植物とて、生き物であることに変わりありませんので、光合成を行わない 夜などは、酸素を吸収し二酸化炭素を出しています。 しかし、光を受けると葉っぱで光合成を行い、植物自身が消費する 量よりも多くの酸素を産出するのです。 (これくらいは小学校高学年の理科で習っているはずですけど) それと、広葉樹が葉を落とすのは、冬の寒さからみ自分の身を守るためです。 寒い冬は温度が下がるため、細胞の働きも鈍くなります。そのために 温度を奪われやすい葉を落とし、落ちた葉で地面を覆い、雪から根を守り 落ち葉がやがて腐って土に還ると自分たちが春になってから 根で吸収する栄養分としているのです。 また、雪の降る地方では葉っぱをつけたままだと、雪がたくさん枝に 積もることになり、枝を折られてしまったり、下手をすると樹自身が 倒されてしまったりすることもあるから、面積を減らすために 葉を落とすという意味もあるのです。 私からすれば、広葉樹の方が自然の理にかなった進化の形だともいますけれどね。

noname#52130
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ありがとうございました。

noname#140971
noname#140971
回答No.2

Q、常緑樹の方が落葉樹より進化していて優れているのでしょうか? A、逆じゃないですか? 全くの素人ですが・・・。 まあ、最初に誕生したのは、常緑樹と考えるのが筋でしょうね。 それが、寒暖の差がある地域に適応するために葉を落として越冬する術を見つけた。 もちろん、ツンドラ地帯にある針葉樹も、一つの適応でしょう。 「普通は単純から複雑へが進化」-ただ、それだけの理由ですが・・・。

noname#52130
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ありがとうございました。

  • taunamlz
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回答No.1

自分は逆だと思いますけど。 葉っぱを落とすと言うプロセスは結構複雑だと思います。だから進化してるんじゃないかと思います。 また、葉っぱが付いた状態というのはそれだけでエネルギーを使うと思います。 冬になって太陽光が減ると 光合成のエネルギー<葉っぱの消費エネルギー となるために、葉を落として節約しているのではないでしょうか? >二酸化炭素の吸収も空気の浄化もできず、ほとんど無意味な存在です。 そんなの人間の勝手な解釈でしかないと思います。無意味だから何?としか言えません。 木が生きてるのは別に人間の為じゃないですよ。

noname#52130
質問者

お礼

ありがとうございました。

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