Cecily V. Z.の"Gossip Girl novel2"のp.2に"After all, no one really wants to go to college a virgin."という文章がありました。邦訳では「とりあえず、バージンのまま大学に行きたい人なんていないわけだし。」となっています。
この文章で、to不定詞が中に入っているのは、【a vrigin】を強調するためなのでしょうか。
解釈して下さる方いらっしゃいましたら、どうかお願いいたします。
To不定詞の位置について
To不定詞の位置について
こんにちは。
Cecily V. Z.の"Gossip Girl novel2"のp.2に"After all, no one really wants to go to college a virgin."という文章がありました。
邦訳では「とりあえず、バージンのまま大学に行きたい人なんていないわけだし。」となっています(不良ムスメですね笑)。
ここで、"~wants+【to go to college】+【a virgin】."という語順になっているのに違和感を感じました。
"~wants【a virgin】【to go to college】."の語順ならしっくりくるんですが。
この文章で、to不定詞が中に入っているのは、【a vrigin】を強調するためなのでしょうか。
アルクの英辞郎で"I don't want to die a virgin."という文章がヒットしましたが、
この語順が言い回しになっているのでしょうか。
解釈して下さる方いらっしゃいましたら、どうかお願いいたします。
↓アマゾンのサイトで原文が見られます。
http://www.amazon.co.jp/Gossip-Girl-Know-Love-Novel/dp/0316911488/ref=pd_sim_fb_1
<【want(s)】が自動詞で【a virgin】が補語になるということでしょうか? その間にあたる【to go to college】は何になってしまうのでしょう?>
want は to go を従えるだけで、その後のもの (to college, a virgin) は go にかかわると考えます。to college は副詞句、a virgin は補語と考えれば良いのではないでしょうか。
確かに文法書では副詞句か補語か一つだけ付いている例を挙げることが多いわけですが、要するに両方付いていると考えれば済むことです。文法書の文型に関する説明は典型的な例文が中心なので、ちょっと迷うような例は多くあるのですね。
注:"go a virgin" (処女/童貞でいる) という言い回しがあります。
質問者
お礼
お返事遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
>確かに文法書では副詞句か補語か一つだけ付いている例を挙げることが多いわけですが、要するに両方付いていると考えれば済むことです。文法書の文型に関する説明は典型的な例文が中心なので、ちょっと迷うような例は多くあるのですね。
to college
go+[
a virgin
という風に考えれば、納得がいきますね。
修飾部分が二つついているということになかなか気付かないものですね。
こういうのは、典型的な例文ばかりでなく、ネイティブが実際使っている素材で磨いていかなくてはいけませんね。日々精進です。
最後になりましたが、大変詳しく回答頂きありがとうございました!
<特殊構文というと、分詞構文の一種と考えてよろしいのでしょうか。>
その後も調べているのですが、分詞構文などではなく、単純に「補語」ということですね。英文法詳解、p. 112
be は当然のように補語を取りますが、その他の動詞でも時として補語を取ると考えると良いということです。(as を補って考えることも出来る)例文:
The natives go naked. (裸である)
He lived a bachelor. (独身である)
We parted friends. (友人として 仲良く 別れた)
質問者
お礼
「補語」ですか~。
文型で言うと、SVCのCの部分ですよね。
確かに、挙げて下さった例文は理解できるのですが、
補語とすると、"~wants to go to college a virgin."では、【want(s)】が自動詞で【a virgin】が補語になるということでしょうか?
その間にあたる【to go to college】は何になってしまうのでしょう?
モノ分かりが悪くてすみません。。。
私も本屋さんで文法書チェックしてみます。
大事な言い回しなのですが、文法書では特殊構文と呼ばれる最後のところに付け足しのように書かれています:分離した語句が補語に近い性質を持っており、as を補って考えると良いとされます。英文法詳解、p. 663。よく形容詞が似た使われ方をします:He lay turning in the darkness; utterly miserable and afraid. 最後の miserable and afraid がそれです。
蛇足:go to college a virgin で google 検索してみると 7,270 件もヒットしました。英米の若者にはある程度ポピュラーなテーマのようです。
注:wants a virgin to go to college では全く意味が通りません。wants to go to college a virgin はとても自然な言い回しです。
ちょっと説明が不完全かもしれませんが、何か疑問があったら質問して下さい。
質問者
お礼
補足説明もして下さってありがとうございます!
特殊構文というと、分詞構文の一種と考えてよろしいのでしょうか。
beingを間にあてはめても、しっくりきますし、asを入れてもなるほどという感じです。
文法的にというよりは、”ネイティブっぽい”言い回しと考えた方が良いのでしょうね。
>蛇足:go to college a virgin で google 検索してみると 7,270 件もヒットしました。英米の若者にはあ
る程度ポピュラーなテーマのようです。
欧米のティーンたちは早熟ですね……笑
まぁ最近は日本の若いコたちもそうでしょうが。
「No one wants【a virgin】【to go to college】.」は
「誰も或る処女が大学に行くことを望んではいません。」ということですよね。
「バージンのまま大学に行きたい人なんていないわけだし。」とは意味が違いますね。
そこんとこを再考されてはいかがですか。
参考まで。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。
>「No one wants【a virgin】【to go to college】.」は
>「誰も或る処女が大学に行くことを望んではいません。」ということですよね。
そうですね、そういう意味になってしまいますよね。。
ただ、to不定詞のあとに名詞が来るというのがしっくりこないのです。
お礼
お返事遅くなってしまって申し訳ありませんでした。 >確かに文法書では副詞句か補語か一つだけ付いている例を挙げることが多いわけですが、要するに両方付いていると考えれば済むことです。文法書の文型に関する説明は典型的な例文が中心なので、ちょっと迷うような例は多くあるのですね。 to college go+[ a virgin という風に考えれば、納得がいきますね。 修飾部分が二つついているということになかなか気付かないものですね。 こういうのは、典型的な例文ばかりでなく、ネイティブが実際使っている素材で磨いていかなくてはいけませんね。日々精進です。 最後になりましたが、大変詳しく回答頂きありがとうございました!