- ベストアンサー
エンジンをいじくった時の慣らし運転
最近S2000のエンジンをボアアップしました。ピストンとクランクの交換です。店の話では最終的に一万キロは気をつけて乗ってほしいとのこと。慣らしの意味らしいです。しかし私は一万キロも慣らし運転が必要なんて聞いたことがありません。同じ時期に34のGT-Rをボアアップした友人もやってもらった店からは3000キロで十分といわれたそうです。おなじS2000でボアアップされた方がいらっしゃれば最高なんですが、皆さんはエンジンの中に手を入れたとき、何キロぐらい慣らしをされましたでしょうか?よろしければ教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その昔、1600ccを2000ccにボア・アップしました(汗) 注意が必要だったのは、ターボエンジンとは異なり NAエンジンは「圧縮比が高い」ということでした。 シリンダー内部の圧縮が高いと、ピストンやクランクは 低回転から軸受けの負荷が高いわけです。 1000kmでのエンジンオイル交換はもちろんのこと、 3000kmごとに定期的な交換を続けたものでした。 何より危険なのは「ノッキングの発生」です。 エンジン回転の低いうちに、負荷を掛けてはなりません。 ノッキングは、オーバーレブよりもダメージが大きいのです。 最初の1000kmは、2000~4000rpmまでとし、オイル交換後、 2000~5000rpmで500km、6000rpmまでで500km、さらに500km・・・ 8000rpmまでで延べ3000kmとなり、再度オイル交換。 次に2000~8000rpmを加速とエンジンブレーキを、 出来るだけ頻繁に使用して3000km、再びオイル交換。 このあたりで、ほぼ慣らしを完了としました。 いまだにこのエンジンを、上回るフィーリングを持つ 新型車両に出会ったことがありません(汗) 出力はすでに、そのエンジンから100psを超えたというのに、 まるでバイクのエンジンのように、ドキドキするような シャープな吹け上がりは、二度と手に入らないのでしょうね。 こういうエンジンは非常にデリケートなものです。 手間を惜しめば、必ず寿命を縮めてしまうと思います。 是非とも、大切にしてやってください。
お礼
やっぱり圧縮比のことを考えなければいけないんですね。とても参考になりました。ありがとうございました。