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撥音「ん」、促音「っ」の名前の由来は?
撥音「ん」、促音「っ」の名前の由来は? 舌もほとんど動かさずに抜ける音である「ん」が撥ねる音、詰まる音である「っ」が促す音とは、どうしてそんな名前が付いたのでしょうか。私にはむしろ名前の付け方が逆のような気さえするぐらいです。 ご存知の方は教えてください。
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noname#121595
回答No.1
私は子供の頃よく取り違えました。 撥(ハツ)に「ツ」があるから「っ」は撥音だと勘違いしていたのです。 どうしてこの名づけ方になったのかは本当のところは知りませんが、私は自分で次のように想像しています。 撥音:撥(バチ)を使う弦楽器(琵琶、三味線など)は、撥ねる音を出します。「ベン、ベン・・・」 この撥ね返る音が「ん」なのだろうと思います。 促音:日本には長音の言葉は大昔からありましたが、促音は奈良時代以前にはなかったようです。 今の促音の語は、元は長音であって、それがつまって縮まって促音になったでしょう。 「漢字辞書」 はつ【×撥】 [音]ハツ(漢) バチ(慣) [訓]はねる 〈ハツ〉 1 はねる。はねかえす。「撥音・撥弦楽器/挑撥・反撥」 2 治める。「撥乱」 〈バチ〉楽器の弦をはねて鳴らす具。「撥音(ばちおと)」 そく【促】 [音]ソク(呉) [訓]うながす 1 うながす。せきたてる。「促進・促成/催促・督促」 2 つまって縮まる。「促音/局促」
お礼
ご回答ありがとうございます。 「撥る」と「ん」が結び付かなかったのですが、琵琶の音に関係するというのは興味ある着想ですね。