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法律をなぜ誰でも分かるような表現にしないのでしょうか?

法律をなぜ誰でも分かるような表現にしないのでしょうか? 私は法律の専門家ではありませんが電気事業法や鉄道事業法関連の仕事の経験からいうと法律はごく単純なことを非常に分かりにくく表現していると思います。 従って国の役人を含め正確に理解出来る人は少ないと思います。 法律を分かりやすい表現に改めようという動きはないのでしょうか? 箇条書きにするとか表を入れるだけでも格段に解かりやすくなると思うのですが?

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  • SaveMonk
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回答No.4

私はちょっと、他の回答者さんたちとは違った角度からお答えします。 元、行政官です。 日本は元々、成文法主義と言って、法律は全て条文から成り、一般人にも理論上、周知されている、というシステム。 これは歴史的には欧州大陸法系の考え方です。 これに対し英米法は、判例法主義です。成文法はありますが、その解釈は判例の集積により司法が形作っていくもの、という考え方。 現代の日本は、成文法主義に基づきつつ、それを最高裁が(主として権力側に都合よく)解釈し、それが下級審の法解釈を縛っている、という形。 英米の判例法と異なる点は、地裁判決に判例形成の能動的役割が期待されていない、その権限が認められていない、という点。 こういう制度ですから、法解釈は最高裁のいわば専権事項であり、一般人は解釈など出来なくて結構、ということです。 他の回答者さんが異口同音におっしゃる「厳密な表現」というのはあくまで、どういう解釈が可能かという「幅」を注意深く定める、という意味合いであり、その幅をできるだけ狭めて曖昧性を取り除くという意味での厳密性ではないのです。 (一般人から見て有難いのは後者のほうなんですが…) 「民は知らしむべからず、頼らしむべし」という幕藩時代の統治姿勢が、今なお根深く残存する後進国、それが日本です。

noname#133962
質問者

お礼

回答有難うございます。 >「民は知らしむべからず、頼らしむべし」という幕藩時代の統治姿勢が、今なお根深く残存する後進国、それが日本です。 とのことですがまったく同感です。 工事の設計は法律に関係する業務が多いのですが役人と一緒にお仕事ごっこをしているような気がします。

その他の回答 (3)

  • pepe-4ever
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回答No.3

隙のない文章にするにはどうしても解りずらい言葉の羅列になってしまいますね。契約書のように簡単にはいきません。 海外の法令でも、 never(can not)……not to……. 「…でないことは…でない」なんていう二重否定が散見されますから理解に苦しみます。 また、法令作成の段になると、決まって業界団体や代議士から横やりが入り、間を取った玉虫色の決着になり、どっちとも取れる内容にする事も多々あります。

noname#133962
質問者

お礼

回答有りがとうございます。 >隙のない文章にするにはどうしても解りずらい言葉の羅列になってしまいますね。 とのことですが箇条書きや表を用いることにより誰でも分かる言葉で隙のない表現出来るのではないかというのが私の思いです。

回答No.2

タテマエとしては「厳密に正確な表現」です。 でも国会ニュースでよく「玉虫色の決着」ってありますよね。 タテマエとは逆にどうにでも読めるようにして政令で勝手にやろうというケース。 またご指摘のように国会議員を騙して役人が勝手に出来る条文にしているが、 こねくり回してるせいで国会でそれがばれずに通ってしまった法律。 この手の騙しについて道路公団問題の時に猪瀬直樹氏がよくテレビで訴えてましたよね。 お題目的には民主党の「政治主導」でこの点も改善するはずなんですが、 はたしてそんな能力が民主党にあるのやら。

noname#133962
質問者

お礼

回答有難うございます。

  • hoiho1010
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回答No.1

勝手な解釈、間違い解釈  これらを避けるためでもあります

noname#133962
質問者

お礼

回答有難うございます。 >勝手な解釈、間違い解釈  これらを避けるためでもあります とのことですが 法律は誰でも分かる言葉で明瞭に表現すべきです。 現在の法律は分かりにくい言葉であいまいな表現です。 従って現在の法律の表現では勝手な解釈、間違い解釈が発生します。 現在の法律の表現を箇条書きや表を用いることにより誰でも分かる言葉で明瞭に表現する文章に改善出来るのではないかというのが私の思いです。