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学校の先生が受験英語では前置詞が文の最後にくることはよくあるけれども、
学校の先生が受験英語では前置詞が文の最後にくることはよくあるけれども、実際のネイティブは文の最後にくる前置詞を嫌がるって言っていたんですが、本当ですか?
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This is the house (which) he lives in. はくだけた英語(通常,which は省略)。 This is the house in which he lives. はかたい英語。 受験英語というより,くだけた英語になると前置詞で終わることが多くなります。 すなわち,正式な英語になると,前置詞は前の関係代名詞などにつき,最後にはこない。 昔の文法にうるさい英米人は前置詞で終わる英語は嫌っていたかもしれません。 でも,実際には前置詞で終わることは,くだけた場面でなくてもあり得ます。 たとえば,put up with ...「...をがまんする」のような群動詞の場合,with ...という前置詞部分を動詞と切り離して前にもってくることはかなり不自然な英文になります。 前置詞で終わる英語はみっともないというお堅い連中を皮肉って This is the sort of English up with which I will not put. 「このような類の英語には耐えきれない」と言ったイギリスのチャーチル元首相の言葉が有名です。 こんなふうに with を前にもってくると,正式どころか誤った英語。 だから,前置詞で終わるのはよくないなどというのはナンセンスだと言いたいわけです。 ラテン語では前置詞で終わることはないことなどから,昔の一部の人間が前置詞で終わる英語がみっともないと思っていただけで,現代のネイティブは,そういう血の流れている人でもなければ,前置詞で終わることを嫌がるわけではありません。 逆にお堅い受験英語になると,前置詞で終わらない不自然な英語が無意味に残っているのではないでしょうか。
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- wind-sky-wind
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むやみに前置詞で終わらしていいというわけじゃないですよ。 でも避けられない場合があるのです。 そんな場合まで無理やり回避しようとすると, チャーチル曰く,「耐えられない」ということになるわけです。 論理的に話をしないと。 前置詞で終わらざるを得ないパターン。 1 関係代名詞節内 This is the sort of English (that/which) I won't put up with. 群動詞になると,前置詞だけ動詞と切り離して前に出すと不自然。 2 不定詞繰り上げ構文 This river is dangerous to swim in. 3 疑問詞 What are you looking for? これが自然で For what are you looking? こんな英語は堅すぎます。 このようなパターンは前置詞の後にくるべき名詞が疑問詞に置き換わったりして 前に出てしまっているのです。 これはむやみに前置詞をつけてしまうような類のものではなく, 自然な英語だからこそ前置詞で終わってしまうパターンです。
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なるほど、 むやみやたらと前置詞を付けたり取ったりするのは良くなくて、学校で習う文法に忠実に従うことが自然な英語を話すことになるということですね。 よく分かりました。ありがとうございました!
- KappNets
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http://www.helium.com/items/1542535-ways-to-eliminate-prepositional-phrases-at-end-of-sentences に議論されています。 前置詞を文末に持って行くと意味が分かりにくいことがあるので、避けるのが望ましいのです。上記ではそのやり方がいろいろ説明されています。例えば I am not going in. I am not going in the house. は後者の方がわかりやすい、といったようなことです。とくにビジネスなどのフォーマルな文章では文末の前置詞は避けると良いとされています。
お礼
ビジネスの場では出来るだけ避ける方がよいということですね。 よく分かりました。ありがとうございました!
文章にもよると思いますし、また、その文を口にする人にもよるのではないでしょうか。 No. 1 さんの書かれているとおりで、正しい英語で前置詞で終わる場合が多々あります。 それに追加して、実際、多くのアメリカ人のネイティブたちは間違った文法で話すため、前置詞で終わる間違った英語を好んで使っていることもありますよ。 たとえば、 “Where is your brother at?” ...というのは、よくアメリカ人が口にする間違った文法の前置詞で終わる例です。 “Where” は疑問副詞であるため、文法的には前置詞を伴うと間違いであるのですが、多くの人が“at” をつけています。 ただ、この『ネイティブ』というのが、私は困ったくくりの仕方だなと個人的には思っています。 だって、アメリカなど、英語が公用語である国で生まれ育った人は全員『ネイティブ』な訳なんですよね。 でも、日本とは違い、きちんと教育を受けた人の数の少ないこと。。。 きちんと教育を受けていない人は、間違った英語を平気で使い、それを正しいものだと信じ込み、英語が母国語でない私たちに『私(俺)はネイティブなんだから、この英語は正しい!』と嘘を教えます。 つまり、私が言いたいのは、実際の多くのネイティブは文法に無頓着であるので、文法が正しかろうが間違っていようが、前置詞が最後に来ようが来なかろうが、殆ど全く気にしていない、ということです。 それをネイティブが使っていると、一部の教養あるネイティブは、『あぁ~、この人、教養がないんだな。。。』と思い、私たちノンネイティブが使っていると、『あぁ~、まだ英語が下手なんだな。。。』と思われます。 それは私たち日本人でも同じではないでしょうか。 残念ながら、私自身も日本語の文法には無頓着ですから。。。 私は、堅苦しくても正しい英語で話せるほうがビジネスでも通用できるのでいいと思います。 英語が流暢にできても、教養のないネイティブから教わった英語をビジネスで使っているのは、非常に聞き苦しい。 それは日常会話レベルの英語であって、ビジネスレベルの英語ではないということですから。 少々堅苦しい英語でも、中学、高校、大学でしっかりと身につけて欲しいと思います。 。。。っと言っている私の日本語は、ネイティブレベルですが、ビジネスレベルではありません。(涙) 母国語くらいしっかりと話せるようになりたいものです。^^;
お礼
ネイティブでも英語の文法を間違えるとは! でも確かに、僕も日本語を正しく使えている自信はないです。。。 僕は逆にネイティブのような英語の感性を持ち合わせていないので、学校で習う正しい文法を使えるように努力したいと思いました。 よく分かりました。ありがとうございました!
お礼
文法的に自然な場合は自然に前置詞を使い、文法ではどっちでもよい場合にフォーマルな場では文末の前置詞を避けるが日常会話などでは使うということですね。 そういう違いがあったとは知りませんでした。 よく分かりました。ありがとうございました。