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HV車にMTが少ないのはどうして?

HV車にMTが少ないのはどうして? 初歩的質問でしょうけど、よろしくお願いします。 日本メーカーのHV車でMTになっているのは ホンダCR-Z くらいなようですが、CVTよりもMTのほうがレスポンスも良く、燃費も良いだろうし、価格だって約10万円位は抑えることができるはずです。どうもメーカーには、購入者の好みや技量にマッチした車よりも、エコカーという流れに乗っかって単一規格で大量販売した方が得だという戦略的思惑があるように見えてしまうのは、へそ曲がりな考えでしょうか。 また、4WDもほとんどないような状態です。2WDでコーナー等での安定や雪道でのスリップ対策に複雑な電子制御ということもあるのでしょうが、電子回路に全面的に頼るより人間の感覚に任せる部分があってよいと思うのです。 皆さんの情報や意見をお寄せいただければ幸いです。

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  • manekane
  • ベストアンサー率36% (190/520)
回答No.2

トヨタのハイブリッドは構造上MTができません。 発進は電気自動車と一緒でモーターを使うのでクラッチが無いです。 しかもハイブリッドの特許の塊と言われている動力分配機構が変速機の役割をしているのでギヤボックス自体がありません。 今のCVTは電子制御で常に燃費の低い走り方を選択します。 MTのほうが燃費が良いと言うのは訓練されたドライバーには当てはまりますが一般ドライバーでは無理です。 しかもCVTやトヨタのハイブリッドシステムを理解して運転時に工夫すればとんでもない良い燃費をたたき出す事も可能なのでMTにこだわる理由はもう無いといえます。 今の車は人間を信じない事がベースとなっています。 ABSを搭載して急ブレーキ時のハンドル操作を可能にしても実際に急ブレーキを踏める人は少数です。 その為ブレーキにセンサーを付けて急ブレーキの動作だと判断すれば車が勝手にフルブレーキをする装置さえあります。 またスピンしたら勝手に逆ハンドルを切る装置も開発されているくらいです。 自動車メーカーとしての責任がユーザーの感覚任せでは無く多くの人が安全にドライブできる車作りということになってきているのでしょう。 人間の感覚に任せると言うなら4WDはいらないでしょう。 4WDのおかげで下手糞でも何とか走れるようになったんですから。 30-40年前の雪国のタクシードライバーなんて運転が上手かったですから。 少々の雪でも2WD、サマータイヤで交差点をドリフトで回ってた位です。 文化が進むと人間が馬鹿になると言いますが全くその通りだと思います。

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質問者

お礼

CVTとMTの関係、電子制御の基本思想と利点及びそれにかかわる4WDの問題、説明が分かりやすくよく理解できました。最近のHV自動車に関して認識を新たにしたところです。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • eroero1919
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回答No.1

今は、MTよりCVTの方が燃費がいいそうですよ。短距離で信号でひんぱんに停まらせる日本の道路事情ではMTよりATのほうが運転が楽ですよね。ヨーロッパじゃMTが主流だそうですが、日本ほど信号が多くないし、地形もなだらかで坂道発進もあまりありません。 それとこれが一番重要な理由だと思いますが、日本人というのはカタログスペックを非常に重視する民族です。車ではないのですがメーカーで働いていたことがあるので実感しました。実際の性能より、カタログ上の性能のほうがユーザーは重視するんです。 例えば、私はカメラが趣味なんですが、コンパクトデジタルカメラの画素数なんてやたらにあってもいいわけじゃなく、バランスを考えると800万画素程度が一番いいんです。それ以上増やすと返って画質は落ちてしまう。でも、消費者は「1200万画素!」なんてのに惹かれるのです。携帯電話だって今500万画素とかやってますけど、あんなの実質的に100万画素もあれば充分です。プリントしたってLサイズくらいでしょ。それ以上大きく引き伸ばすとレンズの性能が悪いからどうせ綺麗に見えないんです。だいたい、500万画素の画像データなんて送ったらパケット代金に負担になりますよ。 これは何も知識がない素人だけの話じゃなくて、むしろマニアのほうがよりカタログスペック重視です。マニアはむしろカタログしか見ないって感じです。 4WDに対するアプローチはふたつあると思います。ひとつはニッサンがよくやっているe-4WDみたいなシステム。もうひとつはちゃんとした4WDです。 e-4WDの利点は気軽に4WD化できることですが、自動車メーカーに勤める友人の話によると「あれはなんちゃって4WDで、4WDのつもりで走っちゃダメ。2WDのつもりで走れば雪道のときほんのちょっと安心」という程度だそうです。「その割に、燃費が悪くなる」とか。 ちゃんとした4WDにすると当然必要なパーツが増えて車重が増えるし、シャフトも通すから車内スペースが狭くなる。そうなると、HV車の最もキモとなるパーツである電池をどこに収納するのかという深刻な問題があります。車体を大きくするか、車内スペースを狭くするかどっちかしかない。どちらも日本の市場を考えれば無理です。 人間の感覚に任せる部分がどんどん減るのはテクノロジーの流れだと思います。世の中、女性ドライバーもいれば老人ドライバーもいます。老人ドライバーってね、本当に危険ですよ。ぶつかったのに「ぶつかってない」って主張する爺さんや婆さんは本当に多いですよ。接触の衝撃が分からないんですね。クラクションを鳴らしても聞いてないし。 私は実際に左から来た左折車と接触しかかったことがありますが、相手ドライバーのお爺さんは自分の行き先(左側)しか全く見ていなくて、私が急停止したときも私の車に全く気づいていませんでした。キキツてブレーキ音がしたのですが、爺さんは右側をチラとも見ませんでした。耳が遠くて聞こえなかったのでしょう。ちなみに私が優先道路で爺さん一時停止なし。住宅街だったので30キロでトロトロ走っていたから止まれましたが、もうちょっと私が速度を出していたら確実に事故だったでしょう。

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質問者

お礼

私はカタログスペックの性能を十分に出せるほど人間の能力は進化していないと思っていて、人間の平均的な使用状況に合わせたスペックも記載するよう望む者ですが、それにしても現代の自動車技術の進化はすばらしいですね。 e4WDの現状について良く理解できましたし、人間の感覚に任せる部分が減っていくのも安全確保ということから自然の流れということですね。 早速の回答ありがとうございました。

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