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ソーダサイフォン、家庭でなるべく炭酸度の強いものが作れるお勧めのものが
ソーダサイフォン、家庭でなるべく炭酸度の強いものが作れるお勧めのものがあればおしえてもらいたいです。 のどが渇いた時に飲む甘くない炭酸水が好きで(たまに少しだけジュースを混ぜたり)、冷蔵庫にいつも炭酸水のペットボトルが入っていますがよく飲むのであればソーダサイフォンもいいかと思いました。 1万2000-6000円くらいで数種類のもの市販されているようですが、微炭酸の出来上がりのものが多いようですが使いやすくなるべく炭酸がよく効いた出来上がりになるものがあれば、教えたいただきたいと思います。
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ソーダサイフォンで作る炭酸水の炭酸度とは、水に溶解している炭酸ガスの重量%で決まります。そしてその量の最大値は、ソーダサイフォンに入れる水と、炭酸ガスの量で決まります。 様々な製品から、入れる水の量と、使用する炭酸ガスボンベのガス重量を調べれば分る話です。 とは言え、家庭用のソーダサイフォンは、概ね水を1リットル入れて、炭酸ガスを5g使う形式になっていると思います。そもそも炭酸ガスのボンベは、ガスメーカーが出しているので、量が決まっていますから。5gより上には10gなどの製品もありますが、消火器などの別の用途です。 これはガスを入れた時のサイフォン容器内の圧力上の制限です。万一にでも過大な圧力が掛かると、容器が爆発して大事故になりますので。 かつて、ガラス性でワイヤで補強したソーダサイフォンが売られていた時期がありました。取り扱いミスで爆発事故があったらしいです。 水の量が決まっていて炭酸ガスの量が決まっているとしたら、どの製品でも同じ炭酸飽充度になります。製品による差はないと思います。 では水の量を減らせばどうなのか。圧力が上がらないので、飽充される炭酸ガス濃度が却って下がります。 ではボンベを2本使ったらどうなるのか。これは絶対禁止事項です。おそらくそれで爆発事故を起こしたのでしょう。万一にも破壊すれば人間が死ぬほどの爆発力があります。 もちろん、最近の製品は安全弁機能が付いていて、過大なガスを充填すると、炭酸ガスを全て逃がす様に設計されているかも知れません。でもこれはあくまでも安全装置です。安全装置が働く事を事故と言います。 では許される範囲で炭酸ガス濃度をあげるにはどうするのか。水を冷やしておいて下さい。氷水を入れるのが良いでしょう。炭酸ガスは低温ほど水に溶けやすいからです。またガスを入れた後、サイフォンを冷蔵庫で冷やしておけば、上部に残ったガスが溶けてくれます。生ぬるの水では炭酸ガス濃度は上がりません。 カップ販売式の飲料自販機は、内部にカーボネータ(炭酸飽充装置)を持っています。ハイカーボンと呼ばれているコーラなどの場合の炭酸飽充圧力は概ね1MPa(10バール)程だと思います。家庭用のソーダサイフォンとさほど変わらないはずです。瞬間的に充分にガスが飽充されるのは、冷却された水に対してガスを飽充するからです。
お礼
早速の回答、ありがとうございます。 ちょっと難しいですが、とてもわかりやすく説明していただいてすごく参考になります。 本当にありがとうございました。