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銀河内のHII領域を見ようとおもったら、どの波長の光を使うのですか?
銀河内のHII領域を見ようとおもったら、どの波長の光を使うのですか? またなぜその波長の光でHII領域が見れるのか?
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「HII領域」とは電離した水素原子の集まったガス雲です。 この電離した水素イオンが再結合するときに特徴的な「波長656.3ナノメートル」の輝線(Hα線)を発します。 この波長は、りっぱな「可視光線」で、人間の目には赤く見える波長です。 (可視光線とは紫=380ナノメートル~赤=750ナノメートル程度の光です。) ご質問の「どの波長の光を使うのですか?」の意味が不明ですが、どんな波長の電磁波(光)として観測されるのか、ということであれば、「主に、波長656.3ナノメートルの可視光線として、観測される」というのが答えになります。 参考に、WIKIPEDIA↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/HII%E9%A0%98%E5%9F%9F
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- 正親町(@Ohgimachi)
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>銀河内のHII領域を見ようとおもったら、どの波長の光を使うのですか? どの波長の光を使うのかではなくて、特定の波長が観測できるからHIIと認識できるのではないのかな? HIIとは水素のプラズマで、それが電子と再結合するときに発光するのですが、発光スペクトラムは物質(元素)によって決まっています。 http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/ryosi/spectrum.htm >またなぜその波長の光でHII領域が見れるのか? 上記で説明したように、波長を分光分析してHII領域と確定できるのです。 下記の国立天文台ニュースにHII領域のスペクトラムがあります 「研究トピックス 星は銀河の外でも生まれていた」 http://www.nao.ac.jp/naojnews/data/nao_news_0118.pdf