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海底ケーブルが切断されると…
CVケーブルなどといった海底で使われているケーブルがもし切断された場合、電流が海水を通じて流れると思うのですが、どのくらいの範囲まで電流は流れるのでしょうか?
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CVケーブルを使用した送電方式には精通していませんが、光海底ケーブル通信に使用している海底ケーブル(LW)が切断された場合について回答したいと思います。海底ケーブルにも色々種類がありますが、どのタイプのケーブルも途中に敷設された中継器に電気を供給するための銅帯が内部に巻かれています。通常、電気は陸上に設置された自局給電装置->海底ケーブル内導体->相手局給電装置->相手局給電アース->地球->自局給電アースの経路で定電流(1.1A)が流れています。この海底ケーブルが漁労により途中で傷つきますと、その障害点を起点として自局と相手局それぞれ別の給電回路が形成され、継続通信が可能となります。つまり、障害点で海水アースに落ち、地球を通って1.1A電流が返ってくることになります。障害発生後は、化学変化が起き傷口を拡大しないためにも100mA程度まで落とし、修理を待つことになります。参考になればよろしいのですが。
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- SCNK
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回答No.1
電流は抵抗値のもっとも小さなところを流れます。地球をアースとしているのならケーブルと一番近い海底の間でしょうし、ケーブル内にアースがあるのならアースと電線の間で流れるでしょう。 海水が良導体であることを考えれば、流れる範囲は非常に狭いと考えます。