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ペプチド自動合成装置について・・

ペプチド自動合成装置について・・ 大学の化学系の研究室でペプチドを合成しました。 残基が多数なので自動合成装置を使いました。 しかし、収率がとても少なく数mgしかとれません。 樹脂20mgに対して、1mgとかそんなぐらいです。 N末端をアセチル化後、樹脂からの切り出し、 HPLC(逆層カラム)で精製後、フリーズドライ という要領です。 ちなみにHPLCにおいて、 クロマトグラムは目的以外の物質がかなりきたなくピークとして表れていました。 収率の低さの要因としてどんなことが考えられますか? 原料の秤量が不適格だったことが考えられますが、 どうでしょうか? お願いします。

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回答No.1

樹脂20mgに対して、1mgとのことですが、理論収量は何mgになりますか? 私自身は、固相合成の経験はありませんが、そんなに酷い収率ではないように 思うのですが。 原料の秤量が不適格 →自動合成機(固相合成)の特徴は、原料を多く使っても  樹脂に結合している残基と反応したもの以外の余分な原料は  洗い落とせるところかと思います。原料の秤量よりも、  「反応終了~樹脂からの切り出しまでの間に、望ましくない反応が起きた」  とは考えられませんか? それから、もっと原因追究が大事であれば、HPLCで捕まえている 不純物の構造解析を行うことです。 何が副生しているかがわかれば、途中でどんなことが起きたのかを 推定することができます。 学生実験では、<考察>として推測されることをレポートに記述する程度で 良いのでしょうが、今回の実験が研究室でのご自分の研究テーマの実験であれば、 今後のことも考え、どのような不純物がどのような段階で生成しているのかを、把握 しておいたほうが良いでしょうね。

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