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合成ペプチドの細胞毒性
合成ペプチドを細胞にふりかけて実験に使おうと考えています。 その際、合成ペプチドの細胞毒性について教えてください。 各メーカーで合成ペプチドの受注はやっていますが、外注する場合、 精製度90%以上ではないと細胞毒性がでるなどのガイドラインはありますか?またどのメーカーがコストパフォーマンス的にも良いかなど、ありますか? よろしくお願いします。
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その合成ペプチドを細胞にふりかける目的によっても意味は異なってくるでしょうが、当然のことながら濃度が高すぎては毒性を持ちます。例えば、カチオン性のpoly-L-lysinやアルギニン配列は、遺伝子デリバリーなどに用いられていますが、高濃度で細胞増殖に影響を及ぼすことが知られています。疎水性の高いものであればより影響が大きいかもしれません。また、特定配列が細胞表層の接着因子やTLRなどに影響することも知られていますし、単に毒性といっても細胞数で見るからには、細胞が破壊、増殖抑制、アポトーシス誘導などいくつかのことを考える必要があるかもしれません。 「精製度」の悪さが少量の塩やアミノ酸の存在を意味するのであれば特に問題はないかと思います。これも当然、質問者様が「精製度」に何を求められるかによると思います。 ガイドラインについては、臨床でもない限り関係ないと思います。
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- MIYD
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>精製度90%以上ではないと細胞毒性がでるなどのガイドラインはありますか? %で評価するものではありません。 過去の論文がどのようにやっているのか確認しましょう。 >どのメーカーがコストパフォーマンス的にも良いかなど、ありますか? あります。 自分が実験するスケールでもっともコストパフォーマンスがいいのが何処のメーカーなのかを調べましょう。
お礼
明瞭な回答ありがとうございます。 ご指摘頂いた点に留意して実験計画を立ててみます。 ありがとうございました。