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手元資金の使い道、住宅ローンの繰上げ返済か自動車購入か?
- 手元に500万円の現金があります。住宅ローンの繰上げ返済か自動車購入に使うか悩んでいます。
- 住宅ローンの繰上げ返済なら金利分の節約と返済期間の短縮が見込めます。自動車購入なら金利分の節約が可能です。
- しかし、手元資金を住宅ローンの繰上げ返済に充てる方が有利と思われます。月次支払い金額は住宅12万円+自動車9万円も可能です。
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#2です。しつこく補足します。 金利の点で比較すべきなのは次の2つのプランです。 1)手元資金を住宅ローンの返済に用いた場合・・・ 住宅ローンの月々の返済は変わりませんね。(その代わり、返済期間が短縮されます) 車はローンで購入するので、住宅ローンとは別に月々9万円負担が発生しますね。 このため、当面5年間程度は、毎月の返済額は、 「住宅ローン+カーローン(9万円)」になります。 2)車をキャッシュで購入した場合・・・ 住宅ローンの月々の返済は変わらない上、返済期間もかわりません。 しかしマイカーローン負担もありません。 1)と正当に比較するためには、このカーローンの返済予定額を住宅ローンの繰上げ返済 に充当しなければなりません。 これによって、当面5年間程度は、毎月の返済額は、 「住宅ローン+住宅ローン(繰り上げ返済額9万円/月)」になります。 この2つのプランが返済額が一致している比較可能なプランです。 このプランでどちらが総返済額(総金利額)が大きいかを比較するのです。 ところが、この手の質問でしばしば勘違いしてしまうのが、 3)車をキャッシュで購入し、住宅ローンの繰上げ返済をもしない 住宅ローンの月々の返済は変わらない上、返済期間もかわりません。 2)と異なるのは、このカーローンの返済予定額を住宅ローンの繰上げ返済に充てず、 生活費にしてしまうプランです。生活は豊かになりますが、それは返済すべき借金を借りっぱなし にしているからです。当然、総合的な金利負担額は大きくなります。 この手の質問に関する回答者でも勘違いしているのが、この3番のプランの金利負担が大きい ことをもって「車をキャッシュで買ってはいけない。手元資金は住宅ローン返済に充てろ」 と主張する意見です。 以上、この解説で、#3さんへの質問「しっくりこない」への回答にもなっていると考えます。 ここまでは、金利負担の観点からの説明となりますが、実際の返済計画として妥当かどうかは 質問者さんの生活スタイルに依存します。 2)のプランで、強制的に天引きしてくれるわけでないカーローン相当額9万円を ちゃんと繰り上げ返済資金として消費せず積み立てられるか(&定期的に繰り上げ返済する)、 がポイントです。 これができないと、3)プランになってしまって、総合的な負担金利額は多くなります。
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- ohkinu1972
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基本的に、金利の高いものを先に返済する方がお得です。 ただし、片方のローンが終了して、 その分の月々の支払いを、残った方に上乗せしない場合は、 逆の結果になる場合もあります。 基本的なこととして、普通のローンにおいて金利は、 毎月の残高で計算されており、期間が長いかどうかは関係ありません。 シミュレーションをすると長期のローンの方が、 金利削減効果は高くなりますが、 それはそれ以降一切繰り上げ返済しないという前提だからです。 実際には(2)の場合毎月の支払は減りますので、 それだけ返済をさぼっていることになります。 支払いが減った分を繰り上げ返済に回せば、 金利削減効果は金利が高い方を先に返済した方が 高くなります。 質問者様の場合、金利差はそれほど大きくありませんし、 繰り上げ返済手数料がかかる場合は微妙になります。 家計管理上、自分で貯金、繰り上げしていくより、 勝手に取られる方がよろしいのであれば、 残高の多い方に回してもいいと思いますが・・。 住宅ローンと、自動車ローンで担保は違いますが、 借金には変わりませんので、そのものの価値がどうとかは、 ローンが破たんしない限り関係ありません。
お礼
ご回答いただきましてありがとうございます。お礼が遅くなりました。 全てにおいて非常にわかりやすくご説明されており、すっきりした感がありますが、一点、 「シミュレーションをすると長期のローンの方が、 金利削減効果は高くなりますが、 それはそれ以降一切繰り上げ返済しないという前提だからです。」 というのがしっくりきませんでした。実は、我が家の場合ゆとり資金の返済はほぼ全て 繰り上げ返済に充てているので次回の繰上げがいつになるかわかりません。 ですので、繰り上げ返済をしない前提・する前提だと何が変わるのか、ご教授いただければ 幸いです。 私の場合3年で金利の見直しで今年の10月の際に手数料無しで繰り上げ返済可能となって おりますが、現在の状況から次回見直し時の金利はは据え置きとにらんでおります。 3年後の金利見直しまたは4年後のローン減税が無くなる時点を見越してそれまでの間、 自動車ローンに回す予定であった9万円を借金をしたと思って毎月貯蓄(投資!?)に回したい と思います。 # 日本を本当に思うのであれば回答者様1のご指摘のように、「使う」ことを選択すべきで、 # その場合日本株への「投資」ならなんとか理由が付くかと。。。 # ただしそこまで優良(3年後に現在からの金利で2%台)な投資先があれば、の話ですが。 なお、金利圧縮や上記繰り上げ返済について理解しきれていない部分がありますので、申し訳 ありませんがもう少しこの質問をオープンにさせていただきたいと思います。
- funoe
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手元資金は金利が高いほうに充当するほうが、金銭面からは有利です。 ご提示の事例の場合は、自動車の購入資金にあてるべきです。 住宅ローンは、2.1%と表記しているってことは、ローン控除を踏まえると 実質1.1%相当ですよね。それに対しマイカーローンは2.4%相当。 考える必要はありません。わざわざ金利が高い方の借金を選ぶのは愚か者です。 簡単に解説しますと、、、 住宅ローンの返済(期間短縮)に用いた場合・・・ 住宅ローンの月々の返済は変わりませんね(その代わり、返済期間が短縮されます) 車はローンで購入するので、住宅ローンとは別に月々9万円負担が発生しますね。 車をキャッシュで購入した場合・・・ 住宅ローンの月々の返済は変わらない上、返済期間もかわりません。 しかしマイカーローン負担はないので5年間で531万円の支払いが「発生しない」ですね。 結論からいうと、(住宅ローン手数料が無料という前提で) 車をキャッシュで購入し、 マイカーローンで支払う予定だった金額(月々9万円)を、その都度(あるいは適当にまとめて)住宅ローンの返済に充てる のが、金利の面では有利です。
お礼
回答ありがとうございます。また、お礼が遅くなりましてすみません。 ローン控除はそういえば残高に対して有効でしたね。 ただしその点、1点補足がございます。今回繰り上げを行うローンはすでに6年を経過しており、 残り4回の控除があります。なので控除によるメリットはあと4年となります。 が、いずれにしましても私なりに解釈しますと、 「マイカーローンの金利は2.4%」で変わらず 「住宅ローンの金利は当面4年間は1.1%、その後は2.1%(仮定)」 ということで、 「高い金利を払って借りる予定であったマイカーローンで支払う予定だった月額を、毎月積み立てた上で住宅ローンの返済にまわすのが有利」 ということですね。 (細かいところまで突き詰めると銀行金利の0.01%も入りますね。500円程度/年か?) 何故金利負担分がローンの繰上げ返済のほうが効果が大きく見えて、自動車ローンのほうが効果が小さく見えるのでしょうね。。。(何か計算式に足りない部分があるハズ。)
- oska
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>手元資金の使い道、住宅ローンの繰上げ返済か自動車購入か? 住宅ローン残高が1000万円以上ありますから、迷わず住宅ローン繰上げ返済です。 もし、質問者さまが子供手当て受給世帯ならば・・・。 手持ちの資金は住宅ローン繰上げ返済、自動車ローン返済は子供手当てで返済して下さい。 子供手当て受給者の6割は貯金し、2割は住宅ローン・自動車ローン返済に用いています。 民主党も「素晴らしい使い道だ!子供手当ては、間違っていなかった!」と自画自賛しています。 政府が認めた使い道ですから、堂々と子供手当てをローン返済に使って下さい。 別の意味では、不動産価値はゼロにはなりませんが、自動車の評価額は3年目で半額・5年後には10%の残存価格しかありません。 徐々に価値を失っていく自動車のローンを早く完済しても、意味がありません。
お礼
お礼が遅くなりました。申し訳ありません。 早速のご回答ありがとうございました。 たしかに、子供手当て受給対象世帯(それも2名)です。 日本全体のキャッシュフローを活性化することは大賛成です。(地方財源として公共工事 に回されて工事にじゃまをされるよりマシですしねw) ・・ただその対象を、銀行の金利に対してあてがうか、他の手段があるか、が悩むところですが。 さて、不動産価値と自動車の「評価」価値ですか。なるほど、あまり考えていませんでした。 (たしかに、車の資産としての価値は5年後には10~20%(今回の場合500万円 ですと300~400万円の目減り)となってしまいますね。不動産はどうなんでしょう。) ただし、今回の場合、自動車ローンは「有り」・「無し」で手元流動資金の最も効率的な 投資先(?)として比較しております。その点いかがでしょうか。(もっとも500万円を 利殖3%で回せる投資先があれば、そちらに投資しますがw
お礼
回答者様、何度もご丁寧にありがとうございます。 なるほど理解しました。 つまり、 ・500万円の「現在有する」現金の使い道 だけのケースを考えていたのですが、 ・ローン期間中の支出(住宅ローン vs 住宅ローン+マイカーローン) を総合的に計算に入れる必要があるわけですね。 住宅ローンだけの場合も、マイカーローンを支払っているというのを 前提として月々の支払いを比較する。マイカーローンを払っていると思い 貯蓄に回したぶんは繰り上げ返済に回すことによりマイカーローンを 借りた場合に比べて更に金利圧縮が期待できるわけですね。 ベストアンサー、怠けてまだでしたので#2・4さんにさせていただきます。 #1さんも#3さんも本当に皆さん、ありがとうございました。