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戸籍制度における本籍の存在意義
戸籍制度における本籍の存在意義 戸籍情報の中の「本籍」は、出身地や現住所に関係なく、任意の場所を設定できるそうですが、そんないい加減な情報を保持・管理する意味はあるのでしょうか。コストも馬鹿になりません。 国民、および政府・自治体から見た本籍の存在意義があれば教えてください。 もし廃止したら何か問題はありますか。
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日本の戸籍制度において、個人を特定する情報は本籍と誕生日と氏名(漢字のみで読みはない)だけです。 このうち氏名については異体字が完全に野放しの状態で認められているので、名前をコンピュータで処理できるとは限らないし、何かの字を書いたとしてもそれがほかで再現できるとは限りません。 なので、事務処理に安全に使えるのは住所(本籍地)と生年月日だけです。 ここで本籍地をはずしたら間違いなく個人の特定はできなくなります。
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- debukuro
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本籍地は国籍と同じ意味があります 外国人には本籍がありません 日本人が日本人であることを証明できるのは戸籍です そのために本籍が必要なのです 戸籍を廃止すると諸外国と同様にIDカードを常時携帯しなければなりません 住民登録は国籍に関係なくできます
お礼
?ですが……ありがとうございました。
- pokoaruki
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明治時代の戸籍制度では、本籍と居住地が一致していました。 ところが、その戸籍に載っている人で本籍と実際の居住地が一致しない人が多くなったので、 住所の管理は別立てで行われるようになりました。(現在の住民票) 以下は私の想像です。 今の本籍設定はそのときの名残と思います。 今はもう本籍は「住所みたいなもの」でなくてもよいのかもしれませんが、 昔の戸籍との一連性(相続などで明治などの古い戸籍も使う)があったほうが合理的と思います。 その戸籍をどこの役所で管理するかを決める役割もあります。 また、家族全員で覚えておく必要があることから、あまりにも荒唐無稽な本籍にした場合、 分からない家族が多く出そうです。 もし自由にしたら、「東京都ニューヨーク市」とか、ふざけてジュゲムジュゲムみたいにものすごく長い本籍にする人、絶対出てきます。 合理性の面から言って「実在する地番ならどこでも良い」としているのは妥当と思います。
お礼
ありがとうございました。
- hotmail55
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基本的に戸籍制度は家族関係をたどるのに役立ちます。そして、本籍地は、そういった家族関係をどこの役所が把握しておくかを決めることになります。 本籍地は、単に現在の本籍地のデータのみ保管されているわけではなく、元の本籍地データも保管されます。よって、生まれたときの両親のデータが分かるようになるのです。 なお、犯罪履歴は住民票を置いてある自治体が保管するはずです。 本籍地データを廃止しても、そんなに実務的に困ることは今の日本ではないと思います。しいて言えば、重婚をチェックできるということですかね。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。