1)PDMSは一つのポリマーの化学名です。シリコーンゴムの一種ではありません。PDMSそのものも色々な分子量のポリマーがあり、その用途も様々です。
2)シリコーンゴムはPDMS (主として?)や他のシリコーンポリマーを架橋させて、色々な添加剤を加えてゴムの性質を持ったもので、この範囲は色々な分野で、非常に多く使用され、性質も多くあり、非常にコンプレックスです。架橋剤には、有機peroxide を使用したり、PDMSと共に他のシリコーンポリマーも使用して、その性質(温度、薬品、粘弾性など)をかえて、その用途におおじ、それにより添加剤もかわります。これは企業秘密で、そう容易ではありません。
3)英語では、Silicone Polymer (Rubber, Oil, Resin, etc), ドイツ語で、Silikone
日本語のシリコ-ン は少しまぎらわしい(シリコン)ですが、なれれば、有機と無機の違いは感でわかります。
4)無機のシリコンの SiO2 ( Eng. Silicondioxide ) で、英語からその言い方が日本語のほうに入ってきたので、ドイツ語なら、SiO2 ( Siliciumdioxid ) で、紛らわしさがないですが?
お礼
詳細なご回答ありがとうございます. 非常に参考になりました.