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GPIBについて勉強しています。

GPIBについて勉強しています。 GPIBはクロストーク(漏話)が発生しやすいらしいのですが、クロストークはなぜ、どのように発生するのでしょうか?知恵を貸していただきたくおもいます。図を置いておきます。どうぞよろしくおねがいします。

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noname#115788
noname#115788
回答No.1

>クロストークはなぜ、どのように発生するのでしょうか? クロストークとは、二本以上の並行した電線のどれかに電流の変化が発生した場合に、電流の変化によって引き起こされる磁界の変化が他の電線に電流を発生させる現象です。 二本の並行した電線を磁性体に巻き付けると、トランスができることは理解できますでしょうか。 トランスほどの磁気結合がなくても、並行になった電線には弱い磁気結合があります。クロストークが強いとそれによって本来は信号の変化がない電線にまで信号の変化があるような誤動作を引き起こします。 したがってクロストークは邪魔な存在なので、小さければ小さい程良いということです。 クロストークはGPIBケーブルに限らず、電線やプリント基板の信号線が平行になっていれば必ず発生します。 >GPIBはクロストーク(漏話)が発生しやすいらしいのですが 複数の器機をケーブルで接続する場合、ケーブルの長さ以外ではクロストークの大きさは以下の三つの要素で決まります。 ■ インターフェースの入出力インピーダンス インピーダンスが大きいほど、クロストークが大きくなる。クロストークで発生するのは電流なので、インピーダンスが高いほど誤信号としての電圧は大きくなります。 ■ 電流の変化する速度と電流の大きさ 高速伝送させるほど、クロストークが大きくなる。 ■ ケーブルの性能 性能の低いケーブルほど、クロストークが大きくなる。 GPIBがクロストークが大きいとされる理由は、最初のインピーダンスの大きさにあります。 GPIBは古くからあるインターフェースなので、TTLでの仕様で企画されました。TTLの入力インピーダンスはおよそ4kΩもあります。SCSIが50Ωで終端される事を考えるといかに大きいか判ると思います。 したがって、正確な伝送を確保するためにはケーブルを高性能にする他は手段がないため、GPIBケーブルは高価なものになってしまいます。

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