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国際貢献の仕事@一般企業

国際貢献の仕事@一般企業 こんにちは。現在大学院でグローバル化について研究している者です。 大学院卒業後は国際貢献に携わる仕事に就きたいと望んでいます。国際機関で働ければ良いのですがハードルが高く、就業経験が問われるところが多く新卒では狙いにくいです。 そこで、一般企業に就職して国際貢献に携わることが出来ないかと考えています。 国際問題や人権、労働問題を専門とした人材を求めている一般企業はあるのでしょうか? コンサルタント等を考えております。

みんなの回答

  • bayu-bayu
  • ベストアンサー率81% (86/105)
回答No.3

こんにちは。 国際協力業界(開発コンサルタント)で働く者です。 私は、現状今の仕事で十分に国際貢献していると自負しております。 さて、質問者様が大学院でグローバル化について研究されているということなので、基本的な国際協力の構造についてはご存知かと思います。 国際協力は、国際貢献の中のごく一部の分野です。 しかし、質問者様が挙げる「国際問題、人権、労働問題(国際問題にすべて含まれますが)」といった分野は、国際貢献の中でも、人道援助分野に含まれます。 国際貢献とは非常に幅広く、何かしらの形で国際社会に貢献している業務であれば、国際貢献と言えます。 例えば、政府系の援助機関や国際協力業としての開発コンサル、NGOなどの他、海外で企業活動を行う商社や建設業者などの民間企業も十分に国際貢献している場合があります。 国際協力という枠組みでは、ODAや無償援助などでインフラ整備、農業支援、産業育成などを行う「経済援助」と、紛争解決、貧困改善、保健衛生、児童労働問題など、いわゆる「人道援助」の大きく分けて2つがあります。 質問者様が挙げる諸問題は、前述の通り「人道援助」の分野になりますので、企業社会ではほとんど儲けを生み出さない分野なので、一般企業での取り扱い業務は、ほぼ皆無です。 こうした分野は、先進国の社会的義務として、JICAやUSAIDなどの各国援助機関、ADBやWBなどの国際的援助機関、国連の諸組織などが行っています。そのほか、大規模NGOなどでも問題に取り組んでいる場合が多く存在します。 いずれも、資金のソースが、国家の税金であったり、寄付金・募金などに頼るものがほとんどで、一般企業が扱っている人道援助はほとんど存在しません。 あるとすれば、民間企業がCSRとして取り組む場合と、JICA等の国際的援助機関が援助事業を行う際のアドバイザー的な存在で調査や情報収集を行う、総研系のコンサルタント業、アナリストなどです。 前者の企業内CSR部門は、企業が儲けを出す代わりに、社会への還元を目的に「儲けど返しのボランティア事業」として行っているものがほとんどであるため、本業が儲からなくなるとまず最初に切り捨てられる部門です(企業の社会的責任は、儲けを出して株主に還元することであり、途上国への援助で利益を社会還元することではありません)。 また、厳しい言い方をすると、企業存続のために儲けを生み出そうと業務に勤しむ人たちがいる傍らで、その儲けを食いつぶして儲からない事業を続けるという「疎外感」「差別視」の存在はあります。 後者のコンサルタント、アナリストなどの職種は、恐らく質問者様が調べられた国際的援助機関に採用されるよりも難しい狭き門です。 援助を行うにあたって必要な資金や業務実施にあたるリスク分析、援助インパクトの予測などが主な業務になりますが、相当の専門性が必要となるため、一部のいわゆる「エリート層」の仕事です。 貧困、人権、労働、保健、紛争など、社会的要因によるトラブルとなっている国際問題は、問題解決までに相当長い時間と資金、人材が必要で、民間企業の営業ベースでは成り立たないものがほとんどですので、もし質問者様がこの分野を特定して就職したいということであれば、国内外の援助機関への採用を目指すことが一番の近道になるかと思います。 一方、「国際貢献」というくくりで仕事を探されるのであれば、その分野は多岐に渡りますし、民間企業の通常営業活動ですら、今やグローバル社会の中の一部を構成しており、国際貢献の一旦を担っていると言える企業も多く存在します。 賛否両論はありますが、例えば安価な衣料小売りで有名なユニクロは、中国に進出して中国人の購買ニーズに応えるという形で国際貢献しているとも言えますし、商品製造を行うバングラデシュでの絶大な雇用創出効果を生んでいるという形でも、国際貢献していると見てとれます。 質問者様の示す「国際貢献」というものが、どういうイメージで挙げられているのか推し量りかねますが、「国際貢献」ということであれば、民間企業でも選択肢は沢山あります。 実際にどういう分野で仕事をされたいのか、どういう国、どういう人々に対して貢献したいのか、そのご自身の目標・方向性を明確にされることが先決かと思います。 漠然と「国際社会に貢献したい」という思いだけでは、現在の日本企業の採用面接では、優位に立つことは不可能です(そういう人は掃いて捨てるほどいます)。

  • publicpen
  • ベストアンサー率37% (991/2627)
回答No.2

下の方の言うとおりです。 ただごくわずかですが有ります。 僕はセガのCSR関係の仕事をしてる方にお話した事があります。 なかなか社内の理解が得られないとグチってましたw でもあることにはあるのです。 あとはP&Gやソニー、パナソニックは有名ですね。 とは言え売り上げに対する%で言えば一部ですけど。 あとは学生時、国際貢献系のサークルをしてた女の子。 彼女は掘削会社に入社しました。 アジアで井戸掘ったりする会社です。 お得意様は日本政府だったりすることが多いし、国際貢献思考はマイナスになりません。 仕事自体も国際貢献に関することと考え、そこにしたようです。 この分野は採算が取れないので、変に開き直って、 へたするとムダな道路を作って「地域社会の雇用とインフラに貢献している」と大見得切ってる地方の土建屋と同じに見られることも多いわけです。 国際貢献って結局カネだったりしますからね。 毎年数十兆円も国債刷ってる日本国において、そのお金で海外の人に配るというのは国民の理解は得づらいですよ。 どうしても基本は政府系になると思いますよ。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.1

一般企業は自社の利潤最優先です 国際貢献や自然保護はお題目に過ぎません 国の事業だってお題目だけです この海を守るためにはあの川を埋めなきゃ 最初から何もしなければ未開のままで幸せに暮らしていたのに物質文明を道込んだために後進国になって苦しんでいる人たちがいかに多いことか 国際貢献とは何もしないこと 援助せず収奪せずです

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