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光と熱の関係
光と熱の関係 太陽に照らされて地表は暖かくなります。 (感覚的には太陽が燃えているからその熱が届いている感じに思える) しかし宇宙は真空のため熱は伝わりません。 ということは、光に照らされること自体が その部分の温度を上昇させるということになると思います。 そこで疑問なのですが、 光と熱の関係とは一体、何なのでしょうか。 光が熱に変わるのでしょうか? 以上お願いします。
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いわゆる「光」は電磁波です。 波長のごく短いγ線から、長~い超長波までありますが、真空中を伝わることが出来ます。これを「輻射」と言います。 輻射で伝わる熱を輻射熱と言います。 光(電磁波)は波長毎に吸収される「現象」あるいは「物」が違います。 X線ぐらいまではその辺の物質で吸収されますが、γ線の中でも非常に波長の短い物は地球でも通り抜けてしまいます。 吸収された光(電磁波)は物質の中でだんだんエネルギーの種類がかわって波長が短くなっていき最後には赤外線、マイクロ波、…超長波になってしまいます。これを「緩和」と言います。 そして物質が持つ温度はこのエネルギーの種類のことです。そして温度に応じて物質は「黒体輻射」という光(電磁波)を発します。 この光(電磁波)はまたあたりの物質に吸収されればそこで熱になりますが最後には物質から宇宙に向かって放出されてしまいます。 この光(電磁波)のエネルギーは通常受け取る分と放出する分が等しく、定常状態にあると言われます。たとえば地球の温度がとんでもなく変化しないのはこのバランスが取れているからです。 バランスが崩れて可視光で貰ったエネルギーを赤外線で充分放出出来ないと「温暖化」が起きてしまいます。 ただ、現在の温暖化は地球にとってはごくごく当たり前の程度の変化で、長い地球の歴史の中では問題にもならない程度です。でも歴史の短い人類にとっては「大問題」になります。 それはともかく、このようにして短い波長の光(電磁波)で受け取り、長い波長の光(電磁波)で放出するということが宇宙が終わるまで繰り返されます。
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- tetsumyi
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熱とは何かを原子レベルで理解すればすぐに理解できることです。 宇宙は真空のため熱は直接伝わりませんが、熱があれば赤外線(目に見えない一種の光)を出して熱は伝わることができます。
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ありがとうございました。
お礼
私には難しいようです。 詳しい説明をありがとうございます。