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君が代に「さざれ石の巌とな~りて~」とありますが、

君が代に「さざれ石の巌とな~りて~」とありますが、 さざれ石(砂利程度のものと仮定します)が、大きな岩石になる(砂利同士がくっついて岩となることも含む)ことは、本当にあり得ることですか。

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  • pasocom
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回答No.1

ありえます。 ただし、それは地上で起こるのではなく、海底で砂や小石などが堆積してできるのです。 このようにしてできた岩石を「堆積岩」といいます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%86%E7%A9%8D%E5%B2%A9 これらの堆積岩も何億年も経つと地表の隆起などによって地表に現れてくることがあります。 ヒマラヤ山脈などはこのように隆起した山なので、てっぺんに堆積岩があっても不思議ではありません。

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  • torotecca
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回答No.6

No4のものです。たしかに、No5さんのおっしゃるように、伊勢神宮の「さざれ石」はごつごつした氷砂糖のような小石の突起が、石灰質状の岩の塊から四方八方に突きだしたような形をしています。No4さんのおっしゃるできかたをした結果のように見えます。

回答No.5

「さざれ石」というのは、泥岩・砂岩・礫岩といった堆積岩とは少々性格の異なるものです。 分類で言えば堆積岩に該当せざるを得ませんが、堆積岩というのはそもそも砕屑物(泥・砂・礫・火山灰)が海や川などに運ばれて『圧密作用』によって硬く凝固したもののことを言います。つまり長い長い年月をかけて次から次へと上に積み重なる堆積物によって、その重みで硬くなったものです。 対して、「さざれ石」は圧力により凝固したものではありません。地質学的には『石灰質角礫岩』と呼ばれています。 石灰岩が分布する地域では地下水に多量の炭酸カルシウムCaCO3が溶けています。これは水の中では炭酸水素カルシウムイオンCaHCO3+として溶存していますが、ある条件でまた石灰石CaCO3という形で晶出します。こうして出来たのが鍾乳洞の中の鍾乳石(つらら)です。 何もないところに炭酸カルシウムを多く含んだ水がポタポタ垂れることによって、鍾乳石が作られるわけですが、ガラガラの岩屑が溜まっているところにこうした水が供給されると、同様に岩屑の隙間で石灰石が晶出して、岩屑同士を硬くくっつけてしまいます。セメンテーションと呼びますが、要するに圧力ではなくセメントで接着しているということです。これが『さざれ石』です。 また、そういった岩屑がくっついたものではなく、断層運動等のなんらかの作用で石灰岩が砕け、その場でまたセメンテーションにより凝固するようなものもあります。鍾乳洞の中によく見られます。 そうして固まった角礫岩が、川の浸食などにより地表に出ると、角礫部と比較して、充填するセメンテーションした部分は雨水により溶けやすいため、結果、ゴツゴツと角礫が飛び出したようなグロテスクな『さざれ石』が完成します。 『さざれ石』というのは地質学的なタイムスケールで見ると、極めて新しいものです。砂岩・泥岩・礫岩などの堆積岩が生成される時間と比較するとアッという間の出来事です。ですから、『さざれ石の巌となりて』という歌詞が、『それだけ長い時間を~』を比喩しているというのは、科学的には実はあまり説得力のある言葉ではなかったりします。。。

  • torotecca
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回答No.4

各地の神社や神宮に「さざれ石」と表示された岩石がおかれています.皇室の守り神である伊勢神宮にも、たしか外宮のどこかに「さざれ石」がおかれています。 おっしゃるとおり、小石がお菓子の「岩おこし」のように表面に多数ついている直径2mくらいの岩石です。 できたいわれや、発見された場所は何も書いてありませんが、人工的な物ではなさそうです。 やはり、地中深い所で強い圧力で礫などが固まって、地殻運動で地表に現れたものの様にもみえます。 出所来歴が書いてなくて、単に「さざれ石」としか書いてないところが少々怪しい感じもありますが、各地にこのようなものがあるようですよ。 出来た原因はやはり他の回答者さんがおっしゃっている様に、やはり地中深くで出来た物が、地上に現れたものではないでしょうか。

noname#227567
noname#227567
回答No.3

鍾乳石の「天井から」のと「地面の」とが石灰分の凝固ので繋がって「柱」になったり、とかの要領でひと塊になることは十分ありそうです、多分。

  • debukuro
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回答No.2

泥岩、粘板岩、砂岩、礫岩 これらは泥や小石などが高圧で押しつけられ分子間引力でくっつき合っているのです つまり万有引力の法則でくっついているのであって化学反応で結合しているのではありません 庭の土塊を見て下さい 鍬が入らないくらい硬くなっています 地表でさえあれほどの分子間引力が働くのですから深い地下では非常に強い力くっつくのです

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