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不活性ガス
初歩的ですいません。有機合成を不活性ガス中で行うことがあると思います。一般的には、アルゴンガスあるいは窒素ガスを用いると思います。どちらを使ったほうが良い、あるいはこういうケースはこのガスを用いるなど、セオリーのようなものはあるのでしょうか
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回答ではありませんが・・・。 窒素は厳密には不活性ガスとは言えないのでは? 下記↓の解説では http://www.tokachi.org/race/pitgarage/n2/top.htm 不活性ガスとなってますが、酸素ボンベに使用すると潜水病の原因になるのは周知の事実ですし。(下記を参照) http://homepage2.nifty.com/j-suga/q&atext-8-3.html > どちらを使ったほうが良い、あるいはこういうケースはこのガスを用いるなど 化学的な安定性(?)がどの程度求められるかという使用目的と、コストによりけりだと思います。 化学的に「完全に」安定なガスは、ヘリウム、ネオン、アルゴンだけだと思います。比重が異なりますので、使用目的によって適切な選択肢は変わるかもしれません。
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- Organomets
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窒素は必ずしも「不活性」ガスではありません。金属リチウムを用いるときには、窒素を使わずにアルゴンを使用します。
- rei00
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研究室での有機合成であれば,どちらがどうという事はありません。だいたい各研究室でどちらを使うかは決ってると思いますので,それに合わされれば良いです。 とは言っても,窒素ガスとアルゴンガスは同じではありません。簡単に言えば,窒素の方が安くアルゴンの方が重たいって事です。 詳しくは,以前に類似質問に回答していますので,そちらを御覧下さい。 ◎ http://odn.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=112114 QNo.112114 低温反応と窒素フローについて。
- ac-milan
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どちらでもよいと思います有機合成でなら。 不活性ガスを用いるのは、酸素などの酸化性ガスの影響を除くことと、湿気などによる水分を入れないためです。
お礼
みまさまありがとうございます。水・酸素を極端に嫌う反応の場合は、アルゴンガスが良いようですね。水・酸素をそれほど気にしない反応で大量使用、もしくはコストの面からいうと窒素ガスというところですね。参考になりました。