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新に行動を起こすモチベーションの強さの公式について
新に行動を起こすモチベーションの強さの公式について 大学の講義でモチベーションの強さの公式について学びました。それは、「現状の不満×結果の誘意性×達成の見通し」というものでした。しかし先生はこの公式を批判しなさいというです。どういう事なのだろうか自分で考えなさいと言われるのですが、わかりません。どなたか分かる人がいたら教えていただきたいのですが、宜しくお願いします。
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Cyototu先生が高度20000メートルぐらいから回答されたのを知りつつ、はずかしならから高度300メートルぐらいから市井の大工が回答してみましょう。 この式に騙されないためには、それぞれの変数の取りうる値に注意しなければなりません。 まず、現状の不満(=期待)は確率で0~1(100%)の間になります。 次に、結果の誘意性は相関ですから、正の相関と負の相関がある。すなわち―1~+1ですね。 同じく、達成の見通し(=道具性)に関しても、正の相関と負の相関があり、―1~+1です。 さて、後は、この式が間違った結果を導出する変数の組み合わせを一つだけ挙げれば、十分ですね。 期待(現状の不満)=0.7 結果の誘意性=-0.5 道具性(達成の見通し)=-0.5 のケースを考えてみれば明らかですね。 すなわち、この式は、結果の誘意性と道具性の両方で負の相関を示している時に、ある行動なりある任務に正のモチベーションが出ると言っているから間違えなのです。 ある現象を数式化する時に注意しなければならないのは、どの範囲で線形性を示すかという値の範囲です。 自然現象や社会現象は一定の範囲で線形性を示すことが儘ありますので、その範囲を良く記述できる式を発見して喜んでしまう。そして一旦公式に置き換えられると本来の分析対象にはありえない結果を出しているにもかかわらず、式が出した答えに頼ってしまうことがある。 要注意です。 それから、上記の式は、あくまで賃労働と労働者の勤労意欲という限定的な状況での動機付けを評価するのには有効かもしれませんが、若き神風特攻隊やイスラム原理主義者の自爆テロリストの動機付けまでこのような単純な打算基準の動機付け理論は適用できないと思いますでご注意ください。 練習問題: 21世紀においてなお木造建築に意欲を燃やす大工棟梁の動機付けを分析的に説明してみよ。
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- cyototu
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この質問に答えるためのキーワードは「数式に対するアレルギー反応」です。 先ず、 m = 動機(モチベーション)の強さの公式 x = 現状の不満 y = 結果の誘意性 z = 達成の見通し と置いて見て下さい。そうすると先生の公式は m = xyz ーーーーーー (*) となりますね。さてこの公式を批判せよと言うことですが、この式の形にしてみると、x もy も z も実際に数値が与えられていなくては、m の値が出て来ない。そこで、 (1)その数値はどうやって与えるのですか。あるいは、どうやって計るのですか。 次に、m の値がこのたった3つの変数だけで決まっていると主張しているが、 (2)その根拠は何ですか。この x と y と z とは独立な他の変数、例えば、u とか v とか w 等々の重要な変数は無いのですか。もしあると思うなら、それはどんな変数ですか。もし、一つでも他にそんな変数が指摘出来るなら、それでこの公式は無意味ということになります。 また、たとえ他に重要な変数が無いとしても、 (3)何故、m は x,y,z のそれぞれの1次に比例している言えるのでしょうか、何故2次や3次や他の次数に比例していないと言えるのでしょうか。その根拠はどこにあるのですか。 私の印象では、先生は公式(*)などと如何にも動機を定量的に表現しているようですが、これは単なる言葉の言い回しで遊んでいるだけだと思います。本気で公式に表して数値計算をして、それを現実の観測値と比較しようなんて考えてもいないと思います。所謂、奇を衒ったケレンで、如何にも新しい事を言っているような恰好をして、数式にアレルギー反応を起こす素人を煙に巻いて、素人から偉そうに見えることを狙っているだけのように思えます。 もし数値計算を本気でするつもりがないなら、私なら、先生の公式もどきの表現を次のように表現します: 新に行動を起こす動機の強さに関して、次の三つの重要な要因(キーワード)がある、 現状の不満、 結果の誘意性、 達成の見通し。 こう言われれば、果たしてこれだけかな、と誰でも思いますね。だったら素人でも幾らでも批判ができる。ですから、上で言う(2)が一番重要になって来ますね。この他の重要な要因を一つでも貴方が具体的に指摘出来れば、立派に批判できたことなります。質問者さんが智慧を絞るのはこの部分です。 貴方は、先生自身でも本気で考えてもいない「公式」なるものを使うと言う奇を衒った先生の罠にはまって、数式でアレルギー反応を起こしてしまったようですね。 多分貴方の先生は、そんな下尾た手を使って素人を煙に巻くような学者の仮面を冠った偽学者が、世の中には幾らでもいることを貴方がたに教えるために、こんな質問をしたのだと思います。そうかどうか、先生に聞いてご覧なさい。もし、その先生が学者の仮面を冠った偽学者だったら、激怒して、貴方の成績が危なくなりますから。 孰れにしても、先生のこの質問を反面教師にして、貴方も学問とはどんな物か考える良い機会だと受け取って下さい。
お礼
回答有り難うございます。これを読んで他にも要因があると自分なりによく考えてみました。それは、時間が経過すれば次第に結果の誘意性や達成の見通しに対する意識が薄れていくのではないかと思います。合っているかわかりませんが、まだまだある限り考えてみようと思います。