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累進課税率の低下について
累進課税率の低下について 累進課税率が下がったという話を聞いたのですが、最近で下がったのはいつなのでしょうか? また、累進課税率が下げられた理由にはどのようなものがあるのでしょうか? 格差社会がより進行するとしか思えないのですが・・・
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この質問は所得税の話ですよね?(まさか法人税ではないですよね) 所得税の累進度は何度か改正されていますが最後に改正されたのは平成19年(2007年)で、しかもそのときは累進度をちょっとだけ高めることになりました。詳しくはwikipedia参照。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%80%E5%BE%97%E7%A8%8E 過去に累進度が下げられた理由は「給料の大半が税金に取られることで勤労意欲が失われることを防ぐ」というのが理由になっていたと思います。累進度が一番低いのは平成11年度4も38%ですが、この数字に住民税(道府県民税と市町村民税)が追加されて実質最高税率は50%前後になっていました。もっとも累進度が低いときでも稼ぎの半分を所得税+αにとられる状態、まあ考え方は人それぞれですが、これを嫌がる人は確かにいるでしょうし、やる気が減る人もいるでしょうね。 個人的には格差格差といって所得税の累進をあげろとかわめくつもりはありませんが、所得税は富の再配分に長けた税金。消費税うんぬんよりも所得税を主体に税制を考えていってほしいと願っています。