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磁気双極子に働く力

磁気双極子に働く力 磁場Hの中に磁気モーメントpをもつ磁気双極子を置いたときに磁気双極子に働く力Fは、なんで、 F=∇(p・H) なんでしょうか?

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  • yokkun831
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回答No.4

r~がそのまま位置ベクトル変数(すなわち座標変数と同値)であるように見えてしまうので,誤解されているのかもしれませんが,上のa~をr~と置き換え,Δr~=(r~ - a~)と置き換えたに過ぎません。この表現の方が物理では多く見かけます。なぜなら,r~がわずかΔr~だけ変位したときの関数の変化を知りたいわけですから。 上からまっすぐ下が導出されているのではなく,よく使われる表現に書き直しただけです。

noname#191921
質問者

お礼

まだ納得はできていませんがありがとうございました。

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その他の回答 (3)

  • yokkun831
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回答No.3

上のテーラー展開においては, r~ = a~ + (r~ - a~) つまり,f(r~)をr~とわずかに差のあるa~のまわりで展開しています。 下は,f(r~+Δr~)をr~+Δr~とわずかに差のあるr~のまわりで展開したのです。 上  →  下 a~  →  r~ r~  →  r~+Δr~ r~-a~ →  Δr~ という対応になっています。O(Δr^2)は,2次以上の項を微小量としてまとめたもので,これはおわかりですね?

noname#191921
質問者

補足

なぜ、r~のまわりで展開するというのが分るんでしょうか? aで展開するのは分りますが、f(r+Δr)がなんでrのまわりで展開するのかが分りません。

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  • yokkun831
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回答No.2

>H~[r~±d~/2] ≒ H~[r~] ± (d~/2・∇)H~ この部分はどのようにだしたんでしょうか? 多変数関数のテーラー展開を用いて,1次の微小量までをひろいました。 下記など,参考になりましたら。なお,「多変数関数 テーラー展開」で検索すると参考になるページがいろいろ出てきます。 http://www14.atwiki.jp/yokkun/pages/34.html なお,老婆心ながら… (d~/2・∇)H~ この部分はやっかいな形をしていますので,その意味は注意深く読み取る必要があります。

noname#191921
質問者

補足

f(r+Δr)= と言うところ当たりが分りません。 他のテイラー展開は分りましたがここだけ分りません。

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  • yokkun831
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回答No.1

以下,「~」でベクトルを表します。 位置r~の磁場をH~[r~]とします。また,磁気双極子モーメントp~ = m d~ とします。 d~はr~に比べて微小と考えて,微小量に関して1次までの近似をとると, H~[r~±d~/2] ≒ H~[r~] ± (d~/2・∇)H~ と書けます。したがって,求める力は F~ = m H~[r~+d~/2] - m H~[r~-d~/2]  = m{ H~[r~] + (d~/2・∇)H~ } - m{ H~[r~] - (d~/2・∇)H~ }  = 2×m(d~/2・∇)H~  = (p~・∇)H~ 一方,ベクトル解析の公式により ∇(p~・H~) = (H~・∇)p~ + (p~・∇)H~ + H~×(∇×p~) + p~×(∇×H~) p~は定ベクトルなので第1・3項はゼロ。 また,マクスウェル方程式より位置r~には電流も変位電流も存在しないので ∇×H~ = 0 したがって, F~ = ∇(p~・H~) となると思います。

noname#191921
質問者

補足

H~[r~±d~/2] ≒ H~[r~] ± (d~/2・∇)H~ この部分はどのようにだしたんでしょうか?

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