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発音記号「e」の倒立したものは分かるのですが、それをイタリックのしたも
発音記号「e」の倒立したものは分かるのですが、それをイタリックのしたものとの区別がつきかねています。 また「v」の倒立したものと比べて、音の出る場所(唇のさきっぽという感じ)は同じでしょうか。
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それをイタリックのしたものとの区別がつきかねています。>>> アイマイ母音の「逆さe」が右に斜めになっている(イタリック)意味は、通常その記号をさらに弱く発音するか、場合によってはその発音を省略できることを意味します。 また「v」の倒立したものと比べて、音の出る場所は同じでしょうか。>>> 「逆さe」と「逆さv」の発音の口構えは同じですが、音の出る場所はことなります。 上記の両者の発音記号の発音の仕方を説明しますと、両者とも上下の前歯の間にエンピツの先が入るほど少し開き、「ア」を発音します。従ってカナの「ア」より口の開きはかなり小さくなります。 このとき「逆さe」の場合は、アイマイ母音(schwa)ですから、舌の中央あたりで軽く発音します。その時舌も、両くちびるも筋肉の力が抜けていますので、アイマイに聞こえます。 しかし「逆さv」の発音はの口構えは上の「逆さe」と同じですが「ア」をはっきり喉の奥から発声するので、音の出る場所は舌の中央で発声される「逆さe」より喉に近づきます。従って、舌にもくちびるにも少し力がはいります。 この両者の発音は日本人にとって、決してむつかしくないのですが実行している人が少ないのは残念です。
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- SPS700
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真っすぐのもじは「いつもある」、イタリックは「無い時もある」という意味で英語では「逆 e]の場合が多いです。 「逆 V」と、舌の位置は似たようなものです、「逆 V」は強勢のある時、「逆 e」は強勢のない時、ですから、舌の表面の緊張度や細かい位置では、差があります。両者が「相補う分布]であると見れば、音素としては一つに纏められる、という意見もあります。音声的には、異なるという考えから二つの異なる記号が使われています。
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ありがとうございます。 辞書のまえがきの部分に発音についての説明があるのですが、 イタリック逆eの説明がないというのも不親切なことですね。 アメリカ人の発音を聞いていると、何となく違うようにも聞こえますが(気のせいも大いにありますが)。 とまれ、さっそくのご回答に感謝いたします。
お礼
懇切丁寧なご説明に感謝します。 逆vとの発音箇所の違いも納得(しても実際発音できているかどうか怪しいですが)。 こういうところこそ、文化ですから、じっくり、とっくり身につけたいものです。 たいへんお世話になりました。 ありがとうございます。