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日本人は好戦的な民族?

日本人は好戦的な民族? ある日本史に詳しい日本人に「日本人は太古の昔から好戦的な民族」だと聞きました。 子供の頃から日本人は穏やかで和を尊ぶ民族だと教えられてきたので そのような見識を聞いた時に驚くと同時に、自分の教えられてきた ことへの根拠のなさにも思い当りました。 言われてみれば確かに縄文時代から戦いの歴史の様な気もします。 色々な意見が有るでしょうが、近代史に限らず長い目で見た時に 日本民族は他民族と比べて 好戦的な民族? 平和的な民族? どちらだと思われるでしょうか? 是非とも皆様の意見を参考にさせて下さい。

みんなの回答

  • hsst5nnm
  • ベストアンサー率9% (7/74)
回答No.8

歴史的にも「和をもって尊しと為す!」と為政者が言わざるを得ない部族の集まりだったと言うことです。それをどう捉えるかは歴史観の問題です。 対外的にはいろいろな争いに手を出してきましたが、決して強力な部族の集合ではありませんし継戦能力も低いですね。 だからと言って平和的でもないでしょうね。それなりに好戦的でもあったようです。 ところで日本民族なる単一民族はありえませんね。いろいろな部族が日本の領域内で数千年の間に交雑して似たような文化と言語を持つに至った人間集団と考えるべきでしょう。古来原住民が居たという確証はまだありません。地政学的にはいろいろな民族の掃き溜め的な場所で、和合したり争ったりして現在の日本が出来上がって来たようですね。 従って時に好戦的であり、ある時は平和的だったはずです。 出来る限り第二次大戦以降の日本の現在までの平和状態を今後も維持したいものです。

回答No.7

日本人=争いを好まず平和を求める民族という見方は「和を以って貴しとなす」という聖徳太子の言葉が象徴的ですが、古代から一貫した観念であろうと思います。古代という時代は他の国々では大きな争いを経てある民族がある民族に服従する、あるいはそのような争いを通じて土着の民族が解体して出来上がるものというのが一般的です。そして戦争の歴史は、ユーラシア大陸では5500万年前に遡ります。 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=131780 ところが日本の場合、同じ古代でも次々と大陸、半島から雑多な民族が流入してくるのに、彼らを受け入れ、しかもそれ程大きな争いもおこらずにみなが日本人として一体化してきたという極めて特異な歴史を持っています。しかも、日本における戦争の歴史は極めて短く、最大遡っても弥生時代(1800年前くらい前)からとなります。また江戸から明治への移行においても無血革命で江戸城が明け渡されたように、極めて大きな戦争なく争いが終結している傾向がみられます。 つまり、歴史、回数、激しさ・・・のどの面から見ても日本は平和的な国なのです。 つまり、争いが激しかったユーラシア大陸本土(中国や半島を含む)では、皆殺しが当たり前で、先住民族は抹殺されたのに、日本では、後からやってきた人たちと前からいる人たちが殺しあわずに、混血していっているのです。しかも、日本はユーラシア大陸の東端の島国だったことが幸いして、戦争の歴史も短い。その結果、縄文時代につくられた共同体体質が今も残っている。だからこそ、自分さえ良ければいいといった考え方が希薄で、きわめて根源的な価値観に支えられた勤勉性と自然に対する謙虚さや相手を思いやれる共感能力が保存されてきた。だから、江戸時代には、他国に攻め入ることなく、また国内でも戦争のない、しかも、自然循環をよく理解した循環型の社会をつくりだすことができたのです。 これはこれからの世界を考えると非常に大きな可能性です。特に戦争好きなアメリカの同盟国である日本がどれだけちゃんとアメリカに戦争NOといえるかどうか、それによって世界の戦争がなくせるかどうかが決まってくるでしょう。

回答No.6

日本の歴史1600年を辿ると… 日本・百済VS新羅・高句麗連合との戦争(475)…対外戦争 壬申の乱(672) 蝦夷征伐(坂上田村麻呂)(793-801) 東北征伐(前九年・後三年の役・12年間) 将門の乱(931-940) 源平合戦(1156-1186) 承久の乱(1221) 元寇(1274・1281) 南北朝時代(1330-1360) 応仁の乱~戦国時代・大阪の陣(1450-1615) 島原の乱(1638) 長州征伐から戊辰戦争(1863-1869) 西南戦争(1877) 日清戦争(1894) 日露戦争(1904-1905) 第一次世界大戦からシベリア出兵(1915-1922) 満州事変から大東亜戦争(1931-1945) あと細かいのを入れても200年ほどしか戦争をしておりません 1400年は平和だったわけです。 外国でそんな事例はほとんど無いと思いますよ

  • cluze2009
  • ベストアンサー率29% (36/121)
回答No.5

時の支配者や指導者に踊らされて大陸に攻め込む事が幾度かあったり 圧倒的な権力者不在の為、いくつもの国に分裂して覇権を争う時もあった。 だけど日本の長い歴史で見たら、そういう時期は指折り数える程しかなかった訳だから 東西文明各国の平均からしたら、下の方の平和的な民族だと思いますよ。 それと縄文時代から戦いの歴史があったと質問者さんは書いていますが 基本的に狩猟採取民族は戦いを好まない傾向があるのですよ。 日本の場合戦争というのもを持ち込んだのは、本格的な農耕技術を持ち込んだ弥生人です。 どこかの遺跡(忘れました)で弥生人と縄文人の戦争の跡が見つかっていますけど この場合、自らの新たな生活域の確保の為、縄文人の殺戮や追い出しを行なったり 労働力確保(田の開墾)の奴隷目的として縄文人をさらったり 大陸から来た弥生人の方が、そのきっかけを作ったと考えるのが妥当でしょう。 その弥生人はムラ全体を堀で囲んだ環濠集落という形式を取り入れていましたが いつしかその様式はなくなってしまいました。これは時間の経過とともに、もうお互いに 一方的な大量殺戮を行う事がなくなってきたので、塀で囲う必要がなくなってきたからです。 一方大陸(東西問わず)の方では、その様式は更なる発展を遂げて都市全体を高い城壁で 囲むというスタイルになっていきました。 攻め込まれた側は中の住民全てが虐殺されたり奴隷にされたりと、惨い事がつい数百年前まで 行われていました。

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.4

そりゃ、平和的な民族ですよ。その日本史に詳しい方は、日本史しか知らないからでしょう。中国史や西洋史を知ったらとてもとても彼らの戦争での徹底さ加減にはかなわないことを思い知ります。 北米のネイティブアメリカンやミクロネシアやメラネシアのアボリジニ系の民族を除けば、どこの民族の歴史も「戦いの歴史」に他なりません。アボリジニ系だって文字を持たなかったから彼らの歴史が分からないのであって、ラグビーのオールブラックスのハカ(ウォークライ)にしたって「戦いの舞い」なんですからね。 むしろ、平安時代のように数百年に渡ってこれといった戦争がなかったとか、江戸時代だって二百年戦争はなかったんですからね。なにしろ、日本の歴史ときたひにゃ、国内が統一されると軍隊が実質的に解散してしまうくらいです。江戸時代の武士は名目上は軍人ですが、しかし島原の乱が終わってからは幕末前夜に高島平で西洋式軍事演習が行われるまで軍事演習さえ行われなかったのですよ。その間に実戦があったといえば、大塩平八郎の乱くらいです。大塩の乱があったときは鎮圧に向かった武士たちはまさか自分たちが戦うことになるとは思わず気持ちの準備が全くできなかったのでパニックになって落馬した話は有名です。 日本人の戦争に対する態度は、あのチャーチル卿が鋭い指摘をしています。 「彼らはのどぶえに噛み付いてくるか、ひれ伏すかのどちらかだ」

noname#125540
noname#125540
回答No.3

平和的かどうかは分かりませんが、とにかく、波風立てるのは嫌いな民族だと思います。和を尊びますし、人の顔色をうかがったり、気持ちを汲み取ろうとしたり、空気を読む。なにしろ「空気を読め」と怒る人がいるぐらいですから。 でもおっしゃるように、戦いをしないわけではないですね。 大昔から何とかの乱とか、戦国時代とか、日清・日露戦争etc.やってます。 日常ですと、たとえば、ガンガン討論してやりあうなんてことはあまり無いですね。 あっても議論慣れしていないので、ただの言い合いやケンカになってしまいがち。言われた側も本気で傷ついたりしちゃって。これが欧米(と言っても国によるようですが)だと、議論が大好きな人がいます。(でも議論が終われば後を引かない) しかし他民族と言っても民族ごとに傾向が違うので、それぞれ相対的な話になると思います。 どちらかといえば大人しい民族かなと思いますが。 もうひとつ「どっちなのかな」と思うのが、寛容なのか、排他的なのかです。明らかに排他性もあると思うんですが、寛容な面もある。でもこれも民族ごとに、こういう部分では寛容だけどこういう部分は不寛容だとか、両方あってそれぞれ違うのかもしれません。

noname#124369
noname#124369
回答No.2

極端な質問ですね^^ 好戦的か平和的か? 単純な話、今の日本人をみれば平和的ですね。 過去の歴史を振り返れば、「激動の世界情勢」の中にあっては好戦的な時もありましたが、「太古の歴史」という観点からすると あくまで私は、やはり「平和的だった」と思いますよ。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

好戦的な民族とか平和的な民族とかそんな決め方はナンセンスだと思う。 要はその集団に対して有無を言わさない権力が存在するかどうか。 権力が存在すれば、戦争に訴えることはできないので、戦争をしない状態になる。権力が存在しなければ戦争に訴えることで利益を取れる可能性ができるので戦争をするようになり、好戦的といわれる。 ソ連共産党が圧倒的に権力を握っていれば、チェチェン紛争なんて起こらない。 ソ連が崩壊したから、チェチェン紛争が起こるようになった。 ソ連とアメリカがキッチり睨みをきかせていた時代には、世界の紛争は少ない。 ソ連崩壊で、ソ連対アメリカの代理戦争的な紛争は無くなる平和な時代・・・と思ったら、ユーゴスラビアだとかなんだかんだで民族紛争多発です。 徳川家が圧倒的に権力を握っていたので徳川時代は国内紛争がありませんでした。

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