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cut it(水準に達する)のitの品詞は?
- 「cut it」の「it」とはどの品詞なのかについて、質問の意図を説明しています。
- 「cut it」は「good enough」や「be acceptable」と同じ意味で使われることがありますが、その品詞について疑問があります。
- 質問者は「cut it」の構造が複雑で、動詞と代名詞がセットで形容詞になるのかどうかについても疑問を抱いています。
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cut itの構造は動詞+人称代名詞。イディオムとしての cut it は cut the mustard (perform satisfactory 水準に達する) とほぼ同意。cut the mustardから、cut it へと変遷してきたという説もあります。なぜマスタードを刈ることが「水準に達する」ことなのかという意味についても諸説あるようです。 ・そのままの意味で実際からし菜を刈ることが大変だったという説や、 ・このmustardはからし菜の葉っぱのことではなくて、実は種のことで、種を切ることはとうてい大変だったという説や、 ・このmustardは実は元々はmuster(招集、点呼)であり、2つは発音が似ているので混同したまま発展してしまったという説(pass musterで「検閲をとおる、合格レベルに達する」の意味)など。 諸説あり、どれが正しいかは今も不明なようです(cut the mustardで調べてみてください)。
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- wind-sky-wind
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くだけた英語とか俗語とは縁遠い受験英語ですが,最近,会話文問題で入試にもよく出てくるのが make it という表現です。 「うまくいく,間に合う,到達する」などの意味になります。 この it も特に何か特定のものを表すわけではなく,漠然とその時々の状況を表しているにすぎません。 状況の it というのがあって,主語に用いられることが多いですが,それが目的語になっていると考えることもできます。 cut it は make it 以上にくだけた表現で,アメリカ英語のようです。
お礼
大達人、再度の御回答ありがとうございます。 make itなら、僕でも知っていました。 make it的なmakeの様なcutだと思うとやっとcut itが動詞と目的語に見えてきました。 ありがとうございます。 >cut it は make it 以上にくだけた表現で,アメリカ英語のようです。 アメリカの出版社から出版されたので、おそらくそうなのだと思います。(しかし、僕にはイギリス英語ではないということは想像もできませんでしたが。 米語か英語どうかの調べ方すら分らないので、、、) いつも、お世話になります。 今回も本当に勉強になりました。No5様か、大達人をベストアンサーに選ぼうと思います。 ところで、この場をお借りしてお詫びしたいのですが、 http://oshiete.homes.jp/qa5818232.html の質問にて、大達人をベストアンサーに選んだつもりだったのですが、ボタンを押し間違えたようで別の方になっていました。(先日過去質問を復習していて気が付きました。)お詫び申し上げます。 改めて、御回答に御礼申し上げます。
- trgovec
- ベストアンサー率52% (2538/4879)
これですよね http://eow.alc.co.jp/cut+it/UTF-8/?ref=sa trans. slang (orig. and chiefly U.S.). To manage, cope with, perform, or accomplish (something). Chiefly in to cut it: to succeed, to deal with something effectively; to meet an expected or required standard in the performance of a task, to measure up. (OED) 構造的には他動詞と目的語の人称代名詞でしかありません。語源はちょっと調べてみましたが分かりませんでした。何かを「切る」ことがある水準に達する、充分な域に届くのような意味の言い方があって、それを比喩的に使ったものが起こりだと思います。 it は指示代名詞ではなく人称代名詞なのであるものを明確に指し示しません。目的語の位置を埋めて他動詞、もっと言えば動詞であることを示しているに過ぎません(使う側は単なる慣用表現としか思っていないでしょうが)。
お礼
大達人、御回答ありがとうございます。 >it は指示代名詞ではなく人称代名詞なのであるものを明確に指し示しません。 指示代名詞も、人称代名詞も完璧に理解している『つもり』でしたが、ちょっとチンプンカンプンだったので、復習しました。 そして、ようやく大達人のご解説が理解できました。(大汗) >目的語の位置を埋めて他動詞、もっと言えば動詞であることを示しているに過ぎません なんとか、話者と相手以外の物をさして、なんとなく目的語の位置を埋めている感覚がつかめました。 No5様の「it=mustard説」も興味深いです。 cutも、 >何かを「切る」ことがある水準に達する、 という意味だったら確かに「動詞」だな~。 とやっと納得できました。(これまでcut it=good enoughと考えていたので、何故形容詞??? と思っておりました。) 本当に、いつもお世話になります。今回も本当に勉強になりました。 No4さんの「make it」を使ったご解説も、馴染みがある(誰でも知っている)「make it」でご解説されているので分りやすく、No5さんの語源的解説もニュアンスやcutやitが「やっぱり動詞と目的語なんだ!」と構造的に実感できましたので、今回はNo4様かNo5様ををベストアンサーに選ぼうと思います。 これからも、よろしくお願い致します。 改めて、御回答に御礼申し上げます。
- wind-sky-wind
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the spare that I'd managed to find までが主語。 wasn't cutting it cut it の過去進行形になっているだけです。 ~ing 形(現在分詞)は動詞の形容詞形のようなものです。 He runs. → He is running. 程度であれば runnning は形容詞のようなもので補語と言えなくもありません。 I study English. → I am studying English. になると,studying で補語とするのか,studying English で補語とするのか,説明しようがありません。 進行形の場合,文型的には study English という SVO が保たれる。 今回も,cut の目的語として it がある。 cut it で「満足できる,期待にこたえる」のような意味。 その cut it が(過去)進行形になっているだけです。 その場で「満足できている」なので進行形になる。 だんだん寒くなっている状況で,「寒さを防ぐ役割を果たしている」という状態にはなっていない。 だから,cut it という形でなく進行形。 「何とか見つけた代わりのものは期待にこたえてはいなかった」
お礼
大達人、御回答ありがとうございます。 構造的には、単に動詞と目的語なんですね。 ご指摘の通り、英辞郎の例文等でも助動詞の後に出てきたりもしていますので、やっぱりcutは動詞なんですね。 それにしても、摩訶不思議な言い回しが存在するのですね。 改めて、御回答に御礼申し上げます。
- Tacosan
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成句なので it に意味はないんじゃないかなぁ.
お礼
御回答ありがとうございます。 リンク先、拝見しました。 cut the mustardとも言うんですね、No5様の御回答を見るまでは「???」でした。 それにしても、ややっこしい~言い回しですね。 改めて、御回答に御礼を申し上げます。
お礼
御回答ありがとうございます。 御回答を拝読して語源が分ると、もう品詞なんて簡単に分りました。 感覚的にもニュアンスが掴めた感じがします。 >諸説あり、どれが正しいかは今も不明なようです(cut the mustardで調べてみてください)。 早速調べてみました。 本当に興味深いです。 また、本当に勉強になりました。 ベストアンサーは、回答者様か、No4様に選ばせていただきます。 改めて、御回答に御礼申し上げます。