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読書 図書館で本を借りて、読書でもしようかなと思い、 興味ある作家さんの本を借りようと思うのですが まだ一冊も読んでいないので、おすすめな(?読みやすい)本とかあったら教えていただきたいです 興味ある作家さん↓ 京極夏彦、江戸川乱歩、坂口安吾、夢野久作
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京極夏彦と坂口安吾について。 京極作品はやはり京極堂のシリーズがおすすめです。 『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『狂骨の夢』『鉄鼠の檻』・・・と 出版された順番で読むといいと思います。 以前の事件について触れられたり、再登場する人物もいるので。 お薦めは『魍魎の匣』『狂骨の夢』です。 京極作品は結構暗いですが、不可思議な事件が次々と起こって引き込まれますし、 最後に中禅寺(古本屋「京極堂」の主人)の語る解決のようなものが面白いです。 読書をした!っていう満腹感はあると思います。 事件が次々起こるので混乱するかもしれませんが、 全てが最後にすっきり解けるのが快感ですよ(^-^) 坂口安吾はサイコロ本と呼ばれる長編の多い京極作品に対して、 比較的短編集が多いのでとっつきやすいとは思います。 有名なのは『白痴』ですね。戦時中が舞台の、ある男と狂人の女の話。 ただ、個人的なお薦めは『櫻の森の満開の下』です。 梶井基次郎作品とともに、桜の下に死体が埋まっているという迷信のもとと言われる話です。 確か平安時代が舞台で、こちらも気違いの美しい女性と、彼女に恋した山賊が出てきます。 とにかく本当に日本語が美しいです。 特に最後の数ページの桜吹雪の描写は圧巻なのでぜひ読んで頂きたいです。 坂口安吾は癖がありますが、比較的この作品は読みやすいはずです。 あとこのあたりが好きなら、 ・松本清張 ・谷崎潤一郎 あたりも好きかもしれません。 清張は言わずと知れた推理小説作家です。緻密な推理と、人間描写の複線が面白いです。 谷崎潤一郎は女性の感じが安吾に近いですが、より大衆向けというか読みやすいです。 舞台も豪華ですし。『秘密』など短編もありますよ(^-^) 読書の秋なのでぜひ色々読んでみてください♪
京極夏彦さんは、おすすめですよ(^^ 私も大好きな作家さんです。ちょっと分厚いですが。 初めて読まれるなら、 デビュー作である『姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)』 →20ヵ月もの間、妊娠し続けている女性を中心に起こる 奇怪な事件の真相とは…? 映画化もされた『嗤う伊右衛門(わらういえもん)』 →有名な「四谷怪談」の新解釈。 ミステリーでもありますし、切ない恋愛ものでもあります。 がよいかと思います。 姑獲鳥は京極さん代表シリーズの1作目でもありますので、 京極初心者ならぜひ! という本です。 ちなみに、伊右衛門も別シリーズの1作目です。 (直木賞を受賞した『後巷説百物語』と同じシリーズに分類されます) ほかにお勧めは、 ・宮部みゆきさん (お気に入りは『日暮らし』『あやし』) ・恩田陸さん (お気に入りは『六番目の小夜子』『ネバーランド』) ・東野圭吾さん (お気に入りは探偵ガリレオシリーズ。『容疑者χの献身』など) です。 機会があれば読んでみてください。
お礼
お早い回答ありがとうございますっ! さっそくですが、借りにいってみようと思います。 東野圭吾さんいいですよね。そのシリーズは読んだ事がないので機会があったら読んでみたいと思います。
お礼
回答ありがとうございます 京極夏彦さんの京極堂シリーズは前回答して下さった方から知って読んでみたのですが、とても面白いです///(狂骨の夢を読み終わって、続きに手が出てませんが。。。 他の作品も興味があるので、ぜひ読んでみたいと思います