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フロイトとユングの違い。
深層心理の第一人者のフロイトと、その後出てきた(?)ユングの違いがあまり分かりません。 二人とも人間の深層心理について研究したのは分かるのですが、どの辺がどう違うのか教えて下さい。
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noname#4429
回答No.2
こんばんは。 フロイトとユングは十数年交友がありました。 しかし、特に夢においての無意識の考察で意見が対立し決別しました。 その後、ユングが独自の分析的心理学を考え出したわけです。 ユングの説では精神を意識と無意識に区別します。 この無意識を重視することはフロイトと変わりません。 が、無意識の内容が全く違いました。 ユングの説では無意識を個人的無意識と普遍的無意識に分けます。 現代ではフロイトの流れを「精神分析(Psycho-ana lysis)」、ユングの流れを分析心理学(Analytic Psychology)と呼んでいます。 夢分析に対する二人の対立はほかにもあります。 フロイトとユングとの夢分析における最大の相違点は、 フロイトが性的なイメージを文句通りに受け取ったのに対して、 ユングはそれを霊的シンボルとして解釈しようとした点にあります。 たとえば近親相姦イメージにしても、フロイトはそれを具体的な家族の関係として 受け取ったのに対して、ユングは対立するもの同士の結合のシンボルとして 理解しようとしました。 ほかにも細かい相違点はたくさんあると思います。
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- shindyJr
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回答No.1
こんにちは。 フロイトは無意識を「意識の隙間・暗部」と科学的に堅く捉えたのに対し、 ユングは無意識を「意識と統合して人格を完成させる対象」と前向きだけどオカルト的に見ていたようです。