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陰イオン交換クロマトグラフィについてです。

陰イオン交換クロマトグラフィについてです。 DEAE-セルロースをイオン交換体として用い,緩衝液はリン酸ナトリウム(pH8.0)を使っています。試料はBSAです。 カラムにセルロース,緩衝液,BSA,緩衝液の順に加え,NaCl入り緩衝液を入れることにより,BSAを溶出しようという実験です。NaClの濃度が低いとBSAは溶出されません。これはカウンターイオンであるClの量が関係していると思うのですが,いまいち仕組みが理解できません。何故,NaClの濃度が低いとBSAは溶出されず,高ければ溶出されるのでしょうか?セルロースとの結合度はClが大きいので,NaClの濃度が低くても,ちゃんと交換されて,BSAが溶出できるのではないかと思うのですが・・・

みんなの回答

noname#160321
noname#160321
回答No.1

>セルロースとの結合度はClが大きいので,NaClの濃度が低くても,ちゃんと交換されて,BSAが溶出できる …それは「甘い」です。 あくまでも平衡が成り立ちますので、結合定数が五桁ぐらい違わないと薄い塩化物溶液で溶離されたりしません。

youwood1228
質問者

補足

回答ありがとうございます。 結合度が関わらないのであれば、何故NaCl濃度が低いと、 BSAは溶出されないのでしょうか?

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