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このカテでよいのか不安ですが,いわゆる評定平均値を

このカテでよいのか不安ですが,いわゆる評定平均値を A 5.0~4.3,B 4.2~3.5,C 3.4~2.7,D 2.6~1.9,E 1.8以下 に区分することに何か統計的な意味づけがあるのでしょうか。

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  • BookerL
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回答No.1

 統計的な意味はまあないでしょう。  そもそも、評定が学校ごとに違います。A校の 3.5 とB校の3.5 を同じとして扱うわけですが、他校の成績と比べることに意味がありません。  また、評定平均として、各科目の評価の平均を出しますが、違う科目の評定の平均などそもそも計算できません。  数学の評価と英語の評価の平均を取るというのは、例えば体重と身長の平均を取るのと同じようなものです。身長 160cm、体重 60kgの人がいたとして、160と60の平均をとって 「体格平均が110」といっているようなものです。これでも、体格平均が150の人(例えば 180cm、120kg)は100の人(たとえば 150cm、50kg)より大柄であることはたぶん言えるでしょうが、110の人が108の人より大柄かどうかは簡単には言えないでしょう。  同じように、評定平均が 4.0 の人は 2.5 の人より勉強ができるとは言えるとしても、4.0 の人が 3.8 の人より勉強ができるかどうかなどとても言えません。  さらに、平均を取る量というのは、数が何かの量を表していなくてはなりません。  「4 が 2 の2倍である」というようなとき、平均を取る意味があります。4kgと2kgの平均は3kgになります。  ところが、数学の評定が 4 の人は、2 の人に比べて何かが2倍あるわけではありませんから、この意味でも評定平均というものに意味はありません。  このように、もともと統計的な意味のない評定平均値をさらにA~Eに分けたものは、当然「統計的な意味づけ」などありません。3段階に分けるのでは少なすぎるし、10段階に分けると細かすぎる、といった感じで5段階に分けることにし、評定平均は2~5くらいの範囲になるので、機械的に 0.8ずつ区切った、ということでしょう。  それでも、入試(特に推薦入試)などで評定平均値を問題にするのは、評定平均値を取り入れて選抜した方が、くじ引きを取り入れて選抜するより「学力に基づいて」選抜しているように見えるからでしょう。  結論を繰り返すと、評定平均値にも、それをA~Eの5段階に分けることにも統計的な意味づけはありませんが、進学に影響するのは事実ですので、あなたが高校生なら、がんばって評定を上げておいた方がいいでしょう。

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