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棄却域の求め方について

棄却域の求め方について 分からない問題があるので質問させてください。 2つの母集団X,Yがあり、それぞれ正規分布N((μ1),(σ1)^2) , N((μ2),(σ2)^2)である。 このとき、帰無仮説H0 : μ1=μ2 対立仮説H1 : μ1 < μ2 を設定し、有意水準をαで検定したい。2つの母集団から選んだ標本の計測値をそれぞれ x[1],x[2],...x[m] , y[1],y[2],...,y[n]とする。(σ1)^2 = (σ2)^2 として良い時の仮説H0の棄却率を求めよ。 このような問題です。よろしくおねがいしますm(_ _)m

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回答No.1

「棄却率を求めよ」とありますが、棄却域のことかと思いますので、 以下それを前提に話を勧めます。 今回の例題は、正規分布に従う2標本の平均値について、 差がないか/片方が大きいか、を仮説検定する問題ですね。 母集団X,Yの標準偏差が等しい場合、 ・標本の平均   Mx=(x[1]+…x[m])/m   My=(y[1]+…y[n])/n  標本の分散   Sx={(x[1]-Mx)^2+…+(x[m]-Mx)^2}/m   Sy={(y[1]-My)^2+…+(y[n]-My)^2}/n ・s^2={(m-1)Sx^2+(n-1)Sy^2}/(m+n-2) ・t=(My-Mx)/{s√(1/m+1/n)} とおくと、統計量tは帰無仮説H0の元で、自由度(m+n-2)のt分布に 従うことが知られています(下記URL中の「平均値の差の検定」( 2つのグループの分散が等しいとき)を参照ください)。 今回の対立仮説H1の内容から、片側検定にて有意水準αを定めることに なるので、結局帰無仮説H0の棄却域は、 上記で定義されたtの値が、自由度(m+n-2)のt分布の(1-α)*100[%]点 を超える領域となります。

参考URL:
http://www.aoni.waseda.jp/abek/document/t-test.html

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