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娘の高1の英語について質問です。
娘の高1の英語について質問です。 文型についてなのですが、 I was afraid that my temples would disappear under the water. これは第三文型でIがS wasがV afraidがC でthat以下が何もないというのです。that以下は目的語のような気がしてならないのですが、なぜでしょう。同じようにI found thatだとthat以下は目的語になるそうです。どうしてもわからないというのでよろしくお願いいたします。
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文型の解釈は思ったよりも難しいものです。そもそも「5文型」という分け方は英文の意味を理解するために便宜的に決められたものですから、すべての英文を網羅できるものではありません。 また、英文を「構造(形式)的な面」に視点をおいて考えるのかまたは「内容(意味)的な面」に視点をおいて考えるのかということが、学習者の判断に影響を与えるという問題もあります。ここでは、まずはあくまでも「構造的な面」から考えてみましょう。 中学生や高校生などが対象の場合には「5文型」が用いられますが、より正確な解釈をするためには「8文型」という考え方を推奨する学者もいます。 その「8文型」の考え方では、「主語(S)」、「動詞(V)」、(目的語(O)」、「補語(C)」に「付加語(A)」という要素が加わり、「SVA」、「SVCA」、「SVOCA」という文型が追加されます。 例えば、つぎのような英文は「5文型」では理解しにくいものになりますが、「8文型」で考えると理解しやすくなります。 (1) He is fond of dogs. (1)の英文を「5文型」で考えると、「He」を「主語」、「is」を「動詞」、「fond」を「補語」、「of dogs」を「修飾語」だとするのが一般的です。 しかし、実は「of dogs」はこの英文を理解するためには不可欠なものですから「修飾語」とすることには問題が残ります。「修飾語」とは、そもそも「それがなくても英文の意味を損なわないもの」のことですが、(1)の英文では「of dogs」がなければ英文の意味が成り立たないからです。 しかし、「8文型」という考え方を利用することでこの問題が解決します。すなわち、「of dogs」を、この英文の理解にとって不可欠な「付加語(A)」と考えるのです。この場合、(1)の英文は「SVCA」という文型になります。 さて、お尋ねの英文についてです。「5文型」で考えた場合には、この英文は「SVC」という第2文型だと考えることになります。 この場合、後続する「that」以下は「修飾語」としなければなりませんが、上記の「of dogs」と同じように「that ...」はこの英文にとって不可欠なものですから、「修飾語」とするには無理(違和感)が生じます。(この違和感が、後述する「SVO」という「内容的な面」に視点をおいた解釈が生まれる遠因だと思います。) そこで、(1)の英文と同様にこの英文を「8文型」の「SVCA」だと考えると、合理的な解釈になります。 それは、前述したように、「修飾語」はなくても英文の意味が成り立つものですが「付加語」はなくては英文の意味が成り立たないももだからです。「that ...」は「was afraid」の意味を補う重要な要素ですから「付加語」という判断をすることになります。「He was afraid」と「that ...」は切り離すことができないほど結びつきが強いものですからだと考えても良いでしょう。 したがって、結論めいたことを言うならば、お尋ねの英文の文型は、「5文型」で考えると「SVC(+修飾語)」、「8文型」で考えると「SVCA」という文型で表すことになります。 ただし、「構造的な面」ではなくて「内容的な面」で考えた方が一般の学習者にとっては理解しやすいことも事実です。それは、「that ...」を「修飾語」だと考えることには上記の理由から多少の違和感が伴い、「8文型」という分類の仕方は中学生・高校生にとっては少々複雑で馴染みがないものだからです。 その場合、「was afraid」を「(~を)恐れる」というひとつの「他動詞」のように考えることによって、「that ...」がその目的語となる「SVO」という第3文型の英文だと考えることも不可能ではありません。しかし、このような「内容的な面」を踏まえた分類の仕方はあまり一般的なものではないように思います。 説明が専門的になってしまいましたが、文型はあくまでも英文を理解するための手段にすぎません。意味が理解できれば、それほど深く考える必要はないと思います。 ご参考になれば・・・。
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be afraid を 一つの状況を意味する動詞句と見ればthat以下がその動詞句の目的節と考えられる と思います。しかしながら、学校で教える所謂英文法は全て何らかの法則で割り切れないと”X”です。 言葉は生きているので、必ずしも一つの見方だけで正否が決まるものではないのですが。 mirupon213さん の提議された内容から離れますが、現在の所謂学校英文法では、下記のどれを正しいものとして教えているのでしょうか。 different from diferent to different than あまり答えにならないようなことを書いてしまい申し訳ありませんでした。
お礼
本当に文型は難しいです。 大変貴重なご意見を本当にありがとうございました。
- gadovoa
- ベストアンサー率28% (835/2909)
S+V+Cは2文型ですよ。 S+V+Oが3文型です。 高校生の文型の見分け方は単純にbe動詞です。 A is B (A=B) I am a boy. 私=少年 A find B (A≠B) I find it.私=それ ではない。「私は見つけた。何を?それを。」 「何を?って聞けるかどうかが目的語を取れるかどうかの分かれ目です」 文型は日本人が考えたものだから説明できないことって多いんです。 this is suzuki speaking.という単純な文すら実は、文型を説明できないのです。 でも英語を学習する上では有効な手段なので、そう文型を嫌わずに学習させてください。 大人になったら「こういうのもありか」と曖昧な部分を納得できますが、 若い人は「こうでないと駄目だ」と自ら首を絞めることをするんですよね。
お礼
ご指摘していただきありがとうございました。2文型でした。 本当に難しいものです。大変貴重なご意見をありがとうございました。
- rinchan6
- ベストアンサー率40% (2/5)
この文は確かにSVCの文章です。でもあえていうならthat以下はM(修飾語)と言えます。なぜかというとtaht以下はなぜ心配したかを表しているにすぎません。Mというのは主語がsubjectからSというように、修飾語modifierからきています。しかし文型は基本的にS、V、O、Cの4つであらわしますのでこの文はSVCでいいのです。 I found thatは訳すと「that以下が(を)わかった」となるのでthat以下は目的語のOになります。日本語で~をの部分は目的語と言いますよね。 わかりましたか??
お礼
娘はMが何かもわからない状態でしたので大変参考になりました。 どうもありがとうございました。
- talkingx2
- ベストアンサー率15% (3/19)
第3文型の場合、S イコール C として考える ように習いました。 私は恐れていた ⇒ 恐れているのは私 みたいな考え方になります。 例えば、she is young 彼女は若い ⇒ 若いのは彼女 that以下は目的語になる名詞節になります。 (節というのはS+Vがある) S+V+C+目的節 私は(私の神殿が水中に消えるのではないかと)怖かった。 下記にとてもわかり易く書いてありますので、参考に してください。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/noclo.html
お礼
とてもわかりやすく、娘も納得できました。 大変参考になりました。ありがとうございました。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
afraid は形容詞であり,動詞のように目的語はこないということです。 したがって,普通に学校文法で勉強した人たちにとっては,この that ~は形容詞 afraid を修飾する副詞的なものとなります。 be happy to 原形「~してうれしい」の不定詞が感情の原因を表す副詞的用法になるのと同じです。 私も若い頃はそうとしか考えられませんでしたが, be afraid で一つの動詞のようにみなし that 以下が目的語と考えられるのような考えも可能です。 あるいは,実際には専門家レベルでは be afraid of 名詞が基本にあり, be afraid of that 文 のように of の後に that 文は持ってこれないので,of が省略されている。 that ~は of という前置詞に対する目的語。 という説明もします。 高校生のレベルでは find は動詞だから find that ~の that ~は目的語。 be afraid は afraid が形容詞で,SVC となり,その後に目的語は来ない。 修飾語となり,文型上は「何もない」ということでやむを得ないように思います。 実際のことを言うと,that 文のような複文になった場合に文型を論じるのはナンセンスです。 人によっては文型自体ナンセンスというかもしれません。
お礼
形容詞だと考えればいいのですね。 大変参考になりました。ありがとうございました。
お礼
大変ご丁寧にありがとうございました。 文型がこんなにも意味が深いものと思いませんでした。大変参考になりました。ありがとうございました。