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算数の授業で1円貨幣を使用することの是非
2年生の算数の「大きな数」の勉強で、現実感を出し、真剣に取り組むために、実際の1円硬貨を利用したいと思いますが、年配の先生方から利用効果以前の問題で、道義的に使用すべきではないと言われました。もちろんお金の大切さ、扱い方についても十分指導しながら学習したいと思いますがみなさんどう思われますか。
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42才の男です。真面目に答えます(当然ですが・・・) これ、悩みますよね。 当事者でなければ、分からない悩みだと思います。 算数の単元「大きな数」の学習効果を考えると、わたしでも使ってみたいなと思いますよ。 最大でクラス40名として、まあ8000枚の1円玉が教室で使われるわけです。 一人200枚使えば、数の大雑把な見当も子どもたちは身につけていくと思います。 「100ってこれぐらいの数なんだ。」 「1000って簡単に言うけど、ものすごいたくさんあるんだね。びっくりしちゃった。」 って子どもは思うでしょうね。 それに、kijiyaさんがおっしゃるように、10のまとまりが作りやすいですよね。 最初の10を基準にすれば、後は高さで10のまとまりがそろえられますからね。 >もちろんお金の大切さ、扱い方についても十分指導しながら学習したいと思います ということなので、子どもたちに対する配慮は十分になされていると思います。 最大のネックは、親ですね。 親がこの教育方針をどう受け止めるかだと思うんですよ。 親が理解をしてくれれば、OKなんです。 さて、結論。 1.まず、あなたの考えを同じ学年の先生方に理解していただく。(賛成、反対とは別です。) 2.学校長の許可を得る。 3.保護者に対して理解を求める。(おたよりを発行する。) 4.実践を行う。 5.お礼のおたよりを発行する。(子どもの日記があれば最高です。) という流れで進んでみては如何でしょうか。 ユニークなお考え、陰ながら応援いたします。
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- sakikumo
- ベストアンサー率26% (36/138)
賛成派のNO.17でございます。 「お金」に関してはそれぞれの皆さんが それぞれ個人的な『意味』をお持ちだと思います。 先生の実行が難しい根源は 「お金は特殊・特別なもの」という概念が 大きすぎるということに尽きませんか? お金は『モノ』です。 確かに、特殊なモノですが…。 例えば、幸せを買えるかもしれませんし。 でも、物理的にはアルミです。 目くじら立るほどかなあ? 私は、一万円札を折り紙状にして、 すっごく小さくたたみ財布に入れてますが、 お金をモノと考えない方にはNGくらうんでしょうね。 したがって、 一円玉を大事にする教育と、 算数の教育はまったく論旨が違うと思うのです。 >現代では保護者や、教員、教育委員会も考え方が多種多様でとても迷うことがあるのです。 で、イソップの「ロバを連れた親子」を 連想してしまいました。 ご苦労されることと思いますが、 私が、「印象的で、好きで、その授業が愉しみ」 という先生は、そんなインパクトを もっていました。 良い先生に習った「経験者」です。
お礼
いろいろ迷いましたが、学年や低学年部会で検討して決めたことですし、もう、単元の導入をするので実行することにします。
補足
途中経過等は後ほどお知らせしたいと思います。しかし、このことがこんなに多くの方々からの真摯な反響があるとは思ってもみませんでした。全国のみなさんありがとうございました。
- makisi
- ベストアンサー率20% (3/15)
みなさんから色んな意見が出てますが、親の立場から一言。下記に(2年生だと自分でお金を出して買い物している)と有りますが、我が家では一切現金を持たせておりません。 以前、10円単位の小額では有りましたが学校に現金を持ってきてのトラブルがありました。 お金の価値、大切さを教えるのも大切な事ですが学校で現金を扱うというのはいかがなものでしょうか? 「大きな数」を教えるのに現金じゃなくても良いとおもいます。現金にこだわる理由がわかりません。 うちの子の時には、給食で出る牛乳びんの蓋を皆で1000枚になるまで、他の学年やクラスをまわって時間をかけて学習してましたよ。 実際、1000枚集めるのは容易な事ではなく1000枚の大きさに驚いてました。 現金じゃなくほかにも方法があると思うのですが・・・・
お礼
おっしゃるように牛乳のふたを使って、面積での体感も位取りの1の位、10の位、100の位の量の違いなど理解を助けると思います。
- massie
- ベストアンサー率17% (46/265)
2年生といえば、もう自分でお金を出して物を買ったりしている年齢です。現実に使っているものを「道義的に問題」とする感覚がわかりません。大切なのは、子どもが理解することです。有効に使い、かつある程度の配慮をするのであれば、全く問題ないのではないのでしょうか?インパクトのある楽しい授業を作ってください。
お礼
その通りで2年生で200個もっても200円という妥当な金額で、若い年代の方は抵抗無く受け入れてくださる方が多いと思うのですが、・・・・・・・
- berusaiyu
- ベストアンサー率28% (2/7)
こんにちは。 以前、教育現場にいたものです。 私も2年生の「大きな数」の単元で、研究授業をしたことがあります。しかし、1円玉を扱う・・・ということについては、2つの意味において反対です。 1つ目は、お金をお金としての意味で使わないという点、2つ目は、大きな数の学習において1円玉を使うことの有効性が感じられないことです。 1つ目に関しては、今までの方がおっしゃっているのと同じです。 2つ目に関しては・・・。 この学習では、大きな数を実感させる・・という意味合いも含まれていたとは思いますが、いわゆる10進法という数の仕組みについて理解させるという大きなねらいがあったと思います。 つまり、100を数えるにも、1から100まで1つずつ数えるのではなく、10のかたまりが10こで100というように・・・。 kijiyaさんは、100以上、1000までの大きな数の勉強で10のまとまりを考える上で有効と思った・・・と言っておられるのですが、そうであれば、1円玉が10集まったら10円玉に換え、10円玉が10集まったら100円玉に換え・・ということまでしていかなければ、無理してお金を使う意味はないと思います。 でも、10円玉100円玉なで使おうというお気持ちはありませんよね・・。 それならば、「お金ならば大きな数の勉強で10のまとまりを考える上で有効」とまでは、言えないと思います。 算数セットに入っているプラスチックのお金で同じことができるのなら、いいとおもいますが・・・。(現実には必要なだけ数をそろえられないので、無理ですよね) やはり、10集まったらそれを10のかたまりの1として考えられるような他のものをさがすべきだと思います。 私も、当時何をつかったらいいかすごく悩みましたが、その時は結局クリップを使いました。 ひとり100以上。10集めたらそれをつなげて、10のかたまりが1・2・3・・・というように数えられるからです。比較的安価で後から無駄になりませんし、すぐに用意できます。(教師側が用意しました) 実物のお金を使わなくても真剣に取り組ませることができ、学習のねらいに照らし合わせても有効な教具は他にあると思います。 他のいい教具を見つけられるよう、頑張ってください。
お礼
低学年で取り組んでいますので、教具についていろいろと話し合いましたが、今回はほとんどの人がやっていないであろう1円玉使用の有効性を実証してみたいと言うことになった次第です。
- denden_kei
- ベストアンサー率23% (542/2278)
いろいろ代替案を考えてみたのですが...。 身の回りのものの長さ等を測るというのはいかがでしょうか? たとえばものさしで1cmを見せておいて、学校の廊下の長さは(例えば100mとして)10000cm、1cmが1万個も集まったものです、というのはどうでしょうか? または、学校備品で例えばOA用紙を購入したとき、1回の発注分または在庫分を1箇所に積んでおいて、「1枚だとこんなぺらぺらのほとんど重さの感じられない物だけど、500枚の1包みでは...5包み1箱(2500枚)では..今回は10箱(25000枚)買ったのですが、全体だとこんな大きさになります。とても持ち上がらないくらい重そうですね」 (注意:箱単位以上だと子供にとってはそれなりの「重量物」になりますので安全に注意。実演者以外は山に近寄らせない。) というのはどうでしょうか? 没アイデア。 例えば体育の時間を兼ね、学校の階段1段に対して、「じゃあ10000段というのはどれぐらいのもの?合計10000段昇り降りしてみよう」..というのも考えましたが、大人で1000段も登ったら相当キツイので、10000以上の大きな数は無理なので没ということで。(やったら数の大きさが身を以ってわかるとは思いますが..。)
お礼
ダイナミックな取り組みですね。ただ、今回は対象が2年生で1の位から100の位までの概念をしっかりつかませたいのです。この方法は何かの機会に取り入れてみたいと思います。
- sakikumo
- ベストアンサー率26% (36/138)
年配の先生方の意見も、反対派回答者様の意見も とても良くわかりますが、 個人的には「使用」に賛成です。 なぜなら、 ・コインに「1」という数字があること ・ゆえに概念の統一化が図れること ・全てが「同格」を保っていること ・高さ(厚さ1.5ミリ)や直径(2cm)が わかりやすく整理できることなど、 「大きな数」以外にも一円玉の登場機会は、 実は多いのではないでしょうか。 米、ルーレットのチップ、BB弾…、 いろいろ考えられますが「ハード的な教材」として 一円玉はベストですよね。 本音を言っちゃうと、 皆さんがちょっと神経質すぎるような気もします。 もちろん「お金は大事」というのは 大前提ですが、 アメリカにいらっしゃた方なら 「1セント硬貨を押しつぶし記念品に変える機械」が いたるところにあるのをご存知かと思います。 また、現在の日本で落ちている一円を拾うと、 そのエネルギーと時間は1円では買えません。 以下は、家の中のことですので回答には ならないと思いますが…。 ちょうど、2年生の我が家の「おガキ様」は、 一円から最高額札(あるときには)まで使い、 お勉強しています。 引き算の「十桁から取ってくる」という 繰り下がりの概念も、 「現物」があるとわかりやすいし、 教えやすいです。 あっ、教材用のお金は消毒してありますので、 なめても大丈夫です。 回答に対する自信: 「どちらともいえない」にチェック。
お礼
こんな意見の皆様が多いとほっとして授業に取り組めるのですが、現代では保護者や、教員、教育委員会も考え方が多種多様でとても迷うことがあるのです。
- gazeru
- ベストアンサー率42% (465/1093)
学校での現金使用は、いろいろな不安がやはりあります。 そこで、一案なんですが。 総合学習の時間ってありますか? そこで、算数の授業の前に、お金の歴史を学びつつ、算数に使用できる、クラス独自のお金を手分けしてつくってみるっていうのはいかがですか? 昔は、綺麗な石だったり、貝殻だったり、どんぐりだったりしたわけですので。 もし、海や林が近かったら、そういうところで探したり。 遠ければ、硬貨は紙粘土でつくり、紙幣はいらない紙に絵を描いてみる。 作ったお金はクラスで管理。必要になったら、そのつど使い回し。 小学2年生だとまだ早いかもしれませんが。いかがでしょうか? こういう歴史があって、いまはもっと扱いやすい、お金に変わってきたんだよって話をしていただけたらと思います。 貨幣博物館 http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/ http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/history.htm 造幣局 http://www.mint.go.jp/menu/ http://www.mint.go.jp/kids/page02.html 国立印刷局 http://www.npb.go.jp/ja/banknote/index.html http://www.npb.go.jp/ja/banknote/history.html
- sponta
- ベストアンサー率26% (54/207)
1円なら…。という感覚が質問者の心の中にあることが問題だと思います。 1円というお金をたとえ教育のためとはいえ、お金以外の目的に使うことは明か。 したがって、いかに説明したとしても論理矛盾に陥るでしょう。 バーチャルな扱いではなく、リアルな扱いならば、まだ可能性はあるのかもしれませんが…。
お礼
生活科では実際にお金を使って、品物を買うのですが、今回はお金は本物、買う物は実情に近い値段の野菜とはいえ、偽物ですからやや矛盾もあります。
- denden_kei
- ベストアンサー率23% (542/2278)
別にkijiyaさん、そして他の回答者の皆様を批判する気持ちは全くないのですがちょっと気になったので。 >道義的に使用すべきではないと言われました。 「道義的に」って何のこと?なぜ?誰が決めたの?お金じゃない物ならどんなにいい加減に扱ってもいいの?ごく一部の(教育)業界でしか通用しない価値観を持ち出されてもねえ..。 ちなみに「お米」を使う場合でも、食べ物を同様のロジックで「神格化」している人がいるので文句いう人が同様にでてきます。特に日本人の一部高齢者/農業従事者に関してはお米は神格化の最たるものです。 確かに皆様のおっしゃる通り、お金を使うといろいろトラブルのもとになるのも確かではあります。 が、「お金じゃなければ、食べ物でなければ、どんなにいい加減に扱ってもいいの?」ということだけは心の隅においておいてください。 代替案を考えたいところですが、難しいですね..。 お米にかぎらず、他のものを使うとたいていそれ自身の再利用が不可能になってしまうので、その点では文字通り1銭たりとも価値を失わないお金は「資源の無駄」がなくて優れているんですが..。 なにか妙案ありませんでしょうか>皆様
お礼
考え方を変えると、そう言う見方も出来ますね。ただ、教育界のことだけではなく、保護者の投稿も多いように思いました。職員の話の中で、芋を芋版にした後、捨てる行為等も同じではないかという意見もありました。
少々厳しい意見になりますがご了承ください。 誰かが書くのではと思って見ていたのですが誰も書かないので書いておきます。 私が子供の頃お金は誰が触ったか解らない不潔な物 と教わりました。言われてみれば確かにそうです。 今まで道路に落ちていた1円かもしれないし。 もっと最悪な場所にいた1円もあるでしょう… 結果食中毒になったらどうしましょう… 考えすぎでしょうねすみません… もう1つ『お金をおもちゃにするな』とも言われた事があります。 一クラス何名なのかは解りかねますが、おはじきのように遊びだす子供も出るでしょう。 そうなると授業として収拾つかなくなりますし、家に帰って遊び出したら… 『何処でそんな事覚えたの!』『がっこう』 悪ふざけした子供を怒る?罪作りですね。 はては『たかが一円だろ!』とませた子供が言い出して 雪合戦のごとく投げ合ったらどうします? そこまでくれば『怒ればいい』では済まないでしょう。 怒らせる原因を作ったのは他でもない先生と言う事になる… 私は考えすぎかもしれませんよ、でも、他人が全てあなたと同じことを考えているんだ なぁんて思うと怪我をする事をお忘れなく…
お礼
私の子どもの頃もそのように教わった記憶があります。現在の学校はいろんな考えのかたへの対応も考えながら指導していかなければいけませんね。
お礼
学校、保護者に対してはこのような丁寧な対応も必要な場合がありますね。もう一つの問題は指導主事の問題があるのです。当日指導に来ていただくので。親身な回答ありがとうございました。