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動物の目の光識別機能について

動物の網膜に存在する2種類の視細胞と、それらの生化学的特徴や機能について、できる限り詳しく教えてください。

みんなの回答

  • Dick
  • ベストアンサー率26% (9/34)
回答No.3

できるだけ詳しくということですが,全部書くと数ページになるほどややこしいのですが... 光子のエネルギー→光受容器中のロドプシン分子複合体の化学結合エネルギーに変換→PDEの活性化→cGMPの加水分解→チャネル蛋白質経由で細胞膜の伝導性チャネルの閉塞→細胞内電位の上昇. という流れで電位が発生します.錐体の場合はロドプシンの代わりにロドプシンの類縁の波長に敏感な物質が使われます.なお,1個のロドプシン分子が1個の光子によって光異性化を遂げた時の量子電流の大きさは 1 pA 程度だそうです.

参考URL:
ニューロバイオロジー第二版(学会出版センター)
  • nag3
  • ベストアンサー率28% (103/361)
回答No.2

再登場nag3です。補足読ませていただきました。 >昼間視を司る cone である事が判明しました。 これは、 錐体と呼ばれる神経の束で、先の色を認識する為の細胞と同一のものです。それぞれRGB各色を認識してその刺激の強弱によってあくまで色を識別する部位です。 >薄明視を司る rod これは 桿状体と呼ばれる円柱状細胞突起で網膜視部の縁辺に多く分布していまして先の光の強弱を認識する細胞と同一のものです。色の識別は出来ず単純に光に反応して明るさを認識します。普通物を見る時中心部は鮮やかな色に見えますが、目のふちに近づくにつれてだんだんモノトーンになっていくのはこの為です。 要は、昼間視は昼間の風景をフルカラーで見る為の物で、 薄明視はその名の通り色の判別が出来ない位薄暗い状態で、少ない光の強弱によってモノクロで風景などを見る為の物です。 ちょっとこれ以上は私では役不足です、解りにくければ、気長に専門家の回答を待ちましょう。 あまりお役に立てず恐縮です。

Silky
質問者

補足

nag3 さん、再びご回答ありがとうございます♪ 私の補足説明の書き方があまり良いものではなかったようですみません・・・。(ペコリ) coneやrodの記述がされてあった部分に、nag3 さんがおっしゃるような説明がありました。 ですから、nag3 さんは「前回説明したよなぁ?」と思われたのではないでしょうか。 私が知りたい事は、coneやrodが化学的に(生理活性酵素など)どのような仕組みで機能を発現させているのか、ということが知りたかったのです。 (例えば、何らかの酵素同士の電子伝達によって発現されるとか。もし酵素が原因だったら、その酵素の名前も教えてください。) あぅ・・・。やはり気長に待たなくてはだめですかぁ。

  • nag3
  • ベストアンサー率28% (103/361)
回答No.1

詳しくというのはちょっとしんどいですが、基本的に光の明るさを認識する細胞と色を認識する細胞の二種類です。 ですので同じ獣でも猪や狐、犬などの夜行性動物では、夜間行動する為に光を認識する細胞の割合が多い為夜目がきくかわりに色盲であると考えて下さい。 逆に人間の様に色の判別が出来る動物は色を認識する細胞の割合が多い為、(逆にいえば光識別細胞が少ない)夜間に目が良く見えず行動出来ない訳です。 良く鳥目などと言いますが、特に渡り鳥等は夜間飛行する為に光を認識する細胞が多い為、やはり色盲です。 鴨などはその代表格で夜間に畑などを荒らし、昼間は色盲の為、外的の少ない池などで休んでいるのです。   疑問があれば補足をお願いします。nag3でした。

Silky
質問者

補足

nag3さん、ご回答ありがとうございます。 あれから私のほうも調べてみました結果、二種類の視細胞とは薄明視を司る rod と昼間視を司る cone である事が判明しました。 しかし、未だにこれらがどのような仕組みで目の機能を発現しているのか分かりません。 更なるご回答をお願いします。質問者の Silky でした。

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