視覚のための糖
遺伝子疾患型でない網膜色素変性疾患の有効治療で桿体から分泌されるRdCVFが錐体の寿命を長くさせる作用があり治療に有効だという知見が分かったという文章でした。
衝撃的な内容で、ここまで桿体と錐体の因果関係がもうわかってるのかーと思うとびっくりするNews&views(25. Jun. 2015)でした。何より高校生物範囲の知識でもついていけるので楽しかったのですがちゃんと訳ができたかどうか。ご指導お願い申し上げます。
手前で高酸素症になるとフリーラジカル等の原因でエネルギー不足や同化のための中間体の欠損が生じてしまうようなことが書いてあり次の文章に続きます。
(1)In agreement with a role for such factors, hyperactivation of the protein complex mTOR1,which controls cell metabolism by balancing demand with supply, increases cone survival.
このような原因の因子の一つに、たんぱく質複合体のmTOR1の過剰活性があげられる。この複合体の供給のバランスによって細胞代謝を制御しているたんぱく質複合体で錐体細胞の生存に有利に働く。
とやくしましたが、in agreement with ~から hyperactivation~,までの訳仕方が分かりませんでした。
(2)Because NADPH is produced by the oxidation of glucose, the demand for glucose in hyperoxic conditions is likely to be exceptionally high.
グルコースの酸化によってNADPHが産生されるので、高酸素下ではグルコースを利用しようとする作用は高いと考えられる。
カンマ以降の訳がthe demand forの意味合いが分かりませんでした。
(3)But there is a puzzling aspect to this model ― glucose is delivered to the retina at a high rate and, after the death of rods, cones should have access to higher than normal leveles of glucose.
ここで、カンマ以降が気になっています。
should have 過去分詞ならば、ジャーナルで頻出の~したはずだ、~したに違いない。と訳しますが、ここではhave の次にaccessとなっています。
どう訳せばいいのでしょうか。
ご指導お願い申し上げます。