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量子力学について(メチレン)
「メチレンCH2は炭化水素の光分解の際などに生成する反応性に富む分子で、H-C-Hの結合角は180°(直線)で結合距離は0.103nmであることが知られている。CH2における結合を説明せよ。また、CH2が反応性に富む理由を説明せよ。」という問題が出たんですが、さっぱり分かりません。 「メチレン」って、どんなものなのですか?そこから分かりません。それも一緒に教えてください。
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簡単にヒントだけ。 > 「メチレン」って、どんなものなのですか? 問題に書いてある通りです。『メチレンCH2は炭化水素の光分解の際などに生成する反応性に富む分子で、H-C-Hの結合角は180°(直線)で結合距離は0.103nmである』 もう少し言えば,「メチレン CH2」はカチオンでもアニオンでもない中性です。炭素は価電子を4個持っているのはいいですか? このうち2個を使って,水素2個と結合しています。つまり,あと2個の電子が残っています。この問題は,この残った2個の電子がどんな状態にあるかを考えれば良いです。 > CH2における結合を説明せよ。 『H-C-Hの結合角は180°(直線)』ですから,炭素はどんな混成軌道をとっているでしょうか? それが解れば,残りの軌道に電子2個を入れるだけですね。 > CH2が反応性に富む理由を説明せよ。 「ラジカル」って御存知ですか? 上記の水素との結合に関与していない2個の電子はどんな状態でしょうか? その状態の電子の反応性はどうでしょうか? 少しは解るかな? ガンバレ。
お礼
2s軌道と2px軌道がsp混成軌道をつくって、残りが2py軌道と2pz軌道にはいる・・・みたいな感じですか? う~~ん。 ラジカルって、不対電子2個が・・・ですよね。それが反応性が高いということですよね。 さっきより断然分かるようになりました。ありがとうございました。間違ってたらまた回答お願いします。