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現在、省エネの為にブロアのインバーター化を検討しています。
現在、省エネの為にブロアのインバーター化を検討しています。 モータ仕様は 200V 18.5kw 4ポールです。 しかし、ファンなら単純にインバーター駆動に変更して回転数を落とせば省エネになるが ブロアの場合は単純にインバーター駆動にするだけでは駄目! 回転数を落として、冷却能力が落ちればモータが焼ける可能性があると いう情報を入手しました。 ファンとブロアではそんなに違う気がしないのですが、この情報は正しいでしょうか? また、ファンとブロアの違いを詳しく教えて下さい。
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ファンとブロアの違いついては次のURLをクリックして参考にして下さい。 [軸流ファンとブロワ-ファンとの相違点] http://www.style-ele.co.jp/seihin/seihintop.html これらの違いがあっても、インバータ化するブロアーが「原理的に遠心力を利用 して送風している方式」のブロアーであれば、問題ないと判断して良いと思います。 一般的なファンやブロアーは次のような特性があります。 1)風量は回転速度に比例する。--------------Q∝N 2)静圧は回転速度の2乗に比例する。---------H∝N^2 3)軸動力は回転速度の3乗に比例する。-------P∝N^3 例えば、回転速度を 80%下げますと、風量が 80%になります。 この時、静圧は 64%になります。 同様に、軸動力は 51%になります。 また、回転速度を 70%下げますと、風量が 70%になります。 この時、静圧は 49%になります。 同様に、軸動力は 34%になります。 このようにインバータにより回転速度を少し下げますと風量の低下分より 軸動力の低減分の方がより大きな値になることが判ります。 軸動力が低減することはモータに加わる負荷が軽くなることですのでモータの 発熱量も大幅に少なくなり、モータも問題ないことになります。 このことよりファンやブロアーをインバータにて回転速度を下げると大幅な 省エネルギーが可能だと言われています。 なお、この時ダンパーを全開状態にてしてから、インバータを運転します。 インバータの運転周波数は送風している風量を確認しながら下げていきます。 また、前述の通り静圧は回転速度の2乗で下がりますので、下げ過ぎますと 送風口から風がでないことになります。これにも充分注意をします。 一般的には上記の通りですが、この特性になっているかは使用するブロアー メーカーに ・インバータ運転しても問題ないか? ・インバータを運転した実績はないか? などを相談し確認するのが一番間違いないと思います。
お礼
ありがとうございます。 インバーター制御が可能か?回転周波数どこまで下げれるか等メーカーに直接問い合わせてみます。