自宅と実家で、測る体重が違う。

質問

自宅と実家で、測る体重が違います。

実家で体重を量るといつも1.5kg~2kg増で数字が出ます。
不思議でなりません。
物理的な理由でそういうことはあり得ますでしょうか？

・ヘルスメーターの設置場所など。
自宅（鉄筋コンクリートのマンション/３階/アナログ表示）
実家（木造一戸建て/１階/デジタル表示）

ヘルスメーターのせい？と思っていましたが、
新しい機器を使用しても同じです。
どちらも、機器は畳などではなく硬い床の上に置いて測っています。

回答No.2

tance · ベストアンサー

ヘルスメータは平べったく作るのにいろいろな高度な工夫がされています。
それでもコストダウンのためなどで、誤差要因が残ります。

一番知られていないのが、四隅誤差というものです。もともと100kgなど
という大きな力をテコの原理で測っているので、腕の長さが変わると
モロ誤差になります。（乗る位置の違いの影響）

そうならないようにロバーバル機構という特殊なメカが組み込まれています。
ただ、それを薄く作るのにはかなり無理があって、ある程度のところで
四隅誤差を許容しています。

四隅誤差というのは乗る場所による表示の違いのことです。真ん中に乗った
つもりでも床がしなると同様の誤差が出ます。

ご実家で測るときにいろいろ場所を変えてみると何か解るような
気がします。置く向きも90度変えると表示が変わるかもしれません。
（床のしなる方向をXとYで変えてみることになる）

さらに気になるようでしたら、ご自宅のヘルスメータをご実家に持ち込む
のが一番はっきりします。

また、古くなると動きが鈍くなり、そ～っと乗ったときと、乱暴に乗った
ときで表示が変わることがあります。

それにしても1.5kgも違うのはちょっと誤差としては大きすぎるように
思います。

０点を合わせても、スパン誤差という誤差が残ります。スパン誤差は
たとえば50.0kgの分銅を載せたときに50.3kgと出るような誤差です。
ものによっては同じ分銅で49.1kgと出るかもしれません。この誤差は
一台一台出方が違いますから、２台の差をとると1.5kgくらいになることは
あるかもしれません。

重力加速度の場所による違いも確かにありますが、もっとはるかに小さい
誤差です。ヘルスメータで識別できるほど大きな誤差ではありません。
やはり、何か難しい物理的な現象があるわけではなく、単に「測定誤差」
または「機差」といったものだろうと思います。

お礼

回答ありがとうございます。
四隅誤差などとても興味深く楽しく読ませていただきました。
わかりやすく説明してくださってありがとうございます。

今日、実家に立ち寄る機会があったので、久しぶりに実家のヘルスメータに乗ってみました。すると誤差が0.5~0.8ぐらいに縮まっているのです！
これぐらいなら許容範囲ですよね。
ヘルスメータの置き場が以前より50cm程手前になっていて、角度が180度変わっていました。それから、実家は築40年の木造家屋なのでtanceさんの回答にあるように床のしなりもあるかもしれません！そして実家のヘルスメータはけっこう古いです。
今度は自宅のヘルスメータを実家に持って行って試そうと思っています。

ご丁寧な回答どうもありがとうございました。

回答No.5

kotokototo

自宅が沖縄、実家が北海道で体重が100kgを超えているなら、
地球の自転による遠心力で1kg近くは重くなりそうですが、
さすがにそんなに極端なことはないですよね。

測定器具の校正のほうが効いている気がします。

お礼

>さすがにそんなに極端なことはないですよね。
ですよね。実家と自宅は徒歩15分圏内です^^;
今度、自宅の測定器を実家に持って行っていろいろ試し測りしようと考えてます！
回答をいただきありがとうございました！

回答No.4

opechorse

校正は2点あって
普通は0点ともう一点が正確に表示しているか
後は、その間が比例に計測されるかです

0点があっていたとしても
たとえば100キロ計測時に誤差があったらどうなるか
そういう問題です

あと感覚的に
普通のはかりの誤差はまあ0.5%程度ですけど
実際の運用はその倍の誤差が出ます
あるはかりで100キロのものを測ったとき
軽く誤差が出るときは99.5キロと表示
重く誤差が出るときは100.5キロと表示
差は1キロ=1％

まあ、多少の狂いはあったとしても
体重の2％ぐらいなら許容範囲かなと思います

お礼

実家の測定場所が少し変わっていたら、誤差も縮まっていました！
今度は自宅の機器を実家に持って行って試そうと思ってます。
回答いただきありがとうございました！

回答No.3

ORUKA1951

あらゆる測定器具は校正して使いましょう。
以前、小学生に理科の実験をさせると「先生！！、水が９７度で沸騰した」という。ありえないよね。・・・
　実験をする前に温度計はきちんと校正して、何度では何度くらいどちらにずれるか・・という校正表を作らせる。
　同じ秤を、持っていって測ればすぐわかるのでは？
　なお、体重計では問題になりませんが、精密な計量をするときは、地域によって重力が異なるので補正が必要です。全体的には緯度が低いほうが遠心力と地球が膨らんでいるため「ばねばかり」では軽く表示される。天秤では当然同じですけど。

お礼

回答いただきありがとうございました！
今度は自宅の機器を実家に持って行って測ってみようと思います。

回答No.1

nrb

単に正しく校正されてないだけ

ありえるのが
http://www.nf5.net/file/063_weit.html
で３種類あるが　そこまで誤差は出ない

お礼

早速の回答ありがとうございます。

＞単に正しく校正されてないだけ
とはどういうことなのでしょうか？
一応、何も乗せていない状態で０位置に合わせたりはしています。

自宅と実家の地域は徒歩10分圏内で、平地です。
誤差は確かにそのぐらい出ます。本当に不思議です。
ありがとうございました。