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タックスヘイブンを設定する国のメリット
利用者にとってのメリットは タックスヘイブンを利用することによる税負担の軽減であることは 分かります。 一方、設定する国・地域にとってのメリットですが、 調べてみると -安定した外貨の獲得 -経済の安定など となっていますが、今一分かりません。 http://m-words.jp/w/E382BFE38383E382AFE382B9E38398E382A4E38396E383B3.html どうして、安定した外貨の獲得につながるのでしょうか? 外貨建ての口座数は獲得できても、残高は口座保有者のもので 税金がかかってなければ、外貨の獲得には寄与しないと思うのですが??? どうして経済の安定が期待できるのでしょうか? 歳入がなければ、何も変わらないと思うのですが??? また、それ以外にもメリットなどあったら教えてください。 よろしくお願いします。
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http://www.pflf.biz/modules/pico/index.php/Cayman_Information.htm 年間法人登録料 600ドル http://en.wikipedia.org/wiki/Economy_of_the_Cayman_Islands 法人数 40,000 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3%E8%AB%B8%E5%B3%B6 人口 41,000 人口=法人数 なので、黙っていても、一人当たり600ドルをもらえる。四人家族なら2400ドル=24万くらい これがどのくらいすごいかと言うと http://www.mof.go.jp/bpoffice/bpdata/s1bop.htm 貿易収支で、154,816億円を一億人で稼いだので(平成5年)一人当たり、15万円くらい。 ドル換算で1500ドル 小さい国でないと成立しない話ですが。 ヴァージン諸島は 350ドルの年間登録料 22,000人の人口 70,000の会社 http://en.wikipedia.org/wiki/Economy_of_the_British_Virgin_Islands こっちは一人当たり1100ドルとなります。
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- tac48
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#1です。補足です。 >ペーパー・カンパニーとはいえ来訪する必要があるのですね。 訪問するケースは稀です。たいてい、仲介業者みたいな人たちが 代理で行うのが通例です。でも、その仲介業者の人たちは、行き来 するんです。バージニアやケイマンなどに設立の度に行く人って いません。誤解させたらごめんなさい。念のために補足しました。
お礼
補足、ありがとうございます。 仲介業者が行くんだろうなーとは思いましたが、 曖昧な返答で失礼しました。 質問時には仲介業者が書類を郵送(メール?)する形で登記やら申告やらが 完結するんだと思ってたので、 出向く必要性は認識していませんでした。 ありがとうございました。
- akik
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タックスヘブンの国にはメリットがあります。そのような国は主要な産業が乏しいので、新たな雇用を創造することが難しいです。 タックスヘブンの国で会社を設立する際に、同国の国民を社員にする必要が発生します。弁護士、公認会計士と契約する必要が発生します。そうでないと、設立できない。このことが波及する経済効果は大きいからです。 だから、タックスヘブンの有名な国であるルクセンブルグの国民1人当たりの国民総生産が世界1位なのです。
お礼
>同国の国民を社員にする必要が発生します。 これは大きなメリットですね。 >弁護士、公認会計士と契約 冷静に考えれば、 利用者(仲介業者)サイドの弁護士、公認会計士ではなく タックスヘブンの国の弁護士、公認会計士が必要ですよね。 (両方必要かもしれませんが。。。) ありがとうございました。
- tanuki4u
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金融機関の納税だけで生活してい A,Bの国を考える A国 税率 10% 人口 100人 B国 税率 1% 人口 10人 1 企業納税額 B国にすると、税金が1/10になる。B国の一人当たり受け取る税金額は一緒なので、B国はA国と同等の生活ができる。 2 金融とは金が動くこと 金融業の利益は、お金が動くことで生じます。お金をじっと見ていても利益は出ません。 残高が・・・という見方をしていのは、ある時点でのお金を見ているだけで、それは預金者視点です。 なるべく頻繁にお金が動くことが重要です。 動かすたびに「申請書が100枚必要」では、動かす費用が膨大にかかります。この申請書が少ないのがタックスヘブンです。 申請書が少なければ、怪しいお金がバレることも無いので、怪しいお金が集まりやすい・・・というのは、また別の話。 イギリスの金融ビッグバンというのは、上のことを言います。 No1の方が指摘している香港も同様な理由です。
補足
法人税を引き下げて企業を誘致しようとしている国や地域があるのは認識しています。 私の書き方がいけなかったのですが、 伺いたかったのは バハマ、バーミューダ、ケイマン諸島等の所得税や法人税がない地域のメリットです。 >金融業の利益は、お金が動くことで生じます。 金融業に利益が出ても税金が落ちないので、メリットがどこにあるか分からなかったので質問しました。
- tac48
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TAXヘイブンって、産業がしっかりしている国は、あるべき税収が とれないので、やりません。ですから、普通の経済感覚とは異なり ます。 預金を集めても外貨準備は増えません。でも、もともと産業らしい 産業のない国にとって、決算のために会計士、郵便ポスト、銀行業 など、法人登記してもらうことに伴う産業も馬鹿にならない外貨っす。 それと、登記や決算などで来訪する外国人が使う通貨も、為替が強く なっているので、外貨獲得の大きな手段っす。さらに、そういう国は、 ストックがないので、国内産業に融資したくても元手がないわけで、 金融系が育つのは良いことなんです。 タックスヘイブンと呼ばれることは稀になってきましたが、低税率の 香港は、香港事態にほとんど産業がありませんが、強力な金融市場が 育ってまして、、、シンセン、広東地区への投資への中継地になって ます。
お礼
なるほど、 ペーパー・カンパニーとはいえ来訪する必要があるのですね。 勉強になりました。 ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 法人税などがかからないといっても、毎年定額のコストはかかるんですね。 これですっきりしました。 大変勉強になりました。 ありがとうございました。