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春の重い雪は、なぜ青く見えるの?
春のドカ雪が降りました。 除雪作業をしていた時、雪の切れ目や小さな穴が青く見えるのを発見しました。 とても綺麗で見とれてしまいましたが、なぜこんな色に見えるのでしょうか? また、その時のお天気は曇っていましたが、晴れていてもこんな風に見えるのでしょうか? 分りやすく教えて下さい。
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ふわふわ雪は細かい結晶の集合体です だから乱反射がひどく白く見えます 春の雪は溶けた雪が再び凍ったもので氷の粒の集合体です だから氷を透過してきた光が目に達します 氷の中を通過した光は青以外の色が吸収されて青い光が目に達します 新しい雪は光が透過しにくくほとんどが表面の反射光です 氷を透過した光が青く見えるのは水を構成している酸素の固有振動による色なのです お米は半透明です これを粉にすると透明感が無くなりますね これと同じ現象です
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- swisszh
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1)この現象は 空が青く見え、 朝焼け 夕焼けが、赤く見える のと同じ現象でしょう。 2) 光散乱(Light Scattering) 現象 で、日光の白色は 赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の虹色ですね、赤は波長がながく、紫は、波長が短いです。その色々が、雪の水滴などで、何億回以上も、光散乱して、赤、橙、黄色の波長の光が減り(光散乱の強さはinverse 波長の8乗) 青、藍、紫色が、残ってきます。 3)気体中の空と違って、水滴をふくんだ雪は、光吸収も多く、色はそうつよくないです。 4) Rayleigh (England人)scattering ともいって、20世紀前に法則を発見しています。 GOOD LUCK from SWISS
#2様、 >酸素の固有振動による色 は無いんじゃないですか?水(氷)の色です。 氷の大きな単結晶はかなり青いです。
- 雪中庵(@psytex)
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海水や氷など、透過性の物体を長い距離を通過する時に、 長い波長のものは吸収され、短い波長(青い光)の方が、 遠くまで届きます(青空=大気分子による短波長の散乱とは別)。 ただし、それが雪のように細かい粒子だと、 表面や内部での反射により、「長い距離を通過」せずに 乱反射されるので白いままです。 春といわずとも、正月の南アルプスで雨が降り、登りは 快適だった雪の斜面が、蒼氷になって怖い思いをした事が あります。 (雨や融解で徐々に粒が大きくなり乱反射面が少なくなる)
お礼
★psytex様 ご回答ありがとうございました。 同じ春の水っぽい雪でも、積雪が少なければこんな風には見えなかったと言うことなのでしょうか? 自然って厳しいけど、本当に素晴らしい物だと再確認しました。
お礼
★debukuro様 ご回答ありがとうございました。 分りやすくて、納得しました。 今回初めて発見したので、感動でした。 自然は不思議がイッパイですね。 また、何かの時にはよろしくお願いします。