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『胸膜癒着術後について』質問させて頂いいた者です。回答がいただけず不安
『胸膜癒着術後について』質問させて頂いいた者です。回答がいただけず不安のまま治療がどんどん進んでおります。 前回質問も見てくださった方は『主治医に質問すれば一番父親の病態を知っているんだから、いいだろ』とお考えになられたものと思います。 救急搬送で近くの呼吸器科のある病院に飛び込み治療していただいているのですが、医師からは安心できるような説明は受けれていませんでした。 手術のリスクを考えると胸膜癒着術がいいだろうとの説明はありましたが開始や副作用の説明なしに…23日薬剤を注入しようとされ、ネットで情報を収集していた家族が副作用云々の説明を慌てて申し出て受けました。一回目の評価(空気漏れ)の説明もなしに二回目は2日早くに注入すると言われて家族の不安は増すばかりです。《自然気胸治療ガイドライン》なるもので勉強したことが頼りといった状態で薬剤注入後は体位変換が重要とか…色々とガイドラインと違う点があって『肺気腫の高齢者は違うのかな?』と疑問に思って看護師さんに訊ねてみても『先生にそう指示されてますから、先生がちゃんと治療の方針、方向性は決めてますから』と納得できる回答もいただけず不信感が募るばかりです。 二回目以降は一回目のような日を追うごとの回復はなく父は日に日に衰弱しています。クチからは固形物は勿論水分も摂取できなくなり2日夜からそんな状態なのに5日になりやっと電解質云々の点滴が開始されましたが一回目後は酸素流量3リットルでSpO2が98あったのに3日からは94で5日は92、今日は90まで落ち込んでいます。月曜に評価して三回目を決める、すぐ注入ではなく事前に説明してほしい希望は伝えてありますが、自分でも分からなくなっています。専門家でないワタシが一々説明を求めるのはうっとおしいことなのでしょうか?衰弱している父の体調を待ってもらえるものか? それに大学病院に肺気腫の名医とされている先生がいらっしゃるが、更なる状態の悪化しかないのなら転院はできるのか?どうして転院させたらいいのか?どなたか相談にのっていただけませんか?
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- rokutaro36
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私は医療関係の仕事をしていた経験がありますが、医師ではありません。 肺気腫で気胸を併発した……ということのようです。 肺気腫については、改めて説明するまでもないと思いますが、 肺胞が膨らんで破壊される病気です。 簡単に言えば、ゴム風船が膨らみっぱなしになり、劣化してボロボロ状態 になる病気です。 一方の気胸とは、肺胞が膨らんでブラ(薄い風船状態)になり、 それが破裂した状態です。 つまり、肺気腫になれば、気胸を併発しやすくなるとも言えます。 気胸を起こしても、肺が健康ならば、手術をして破れた部分を切り取り、 閉じるという手術をします。 これが「自然気胸」に対する標準的な治療です。 ところが、肺気腫が進行して、肺そのものがボロボロの状態になっていると、 傷口が閉じないのです。 劣化してボロボロになったビニール袋を見たことがあると思います。 そのような状態になっているのです。 つまり、気胸を治すつもりで手術をしても、その手術をしたために、 新たな気胸を作り出すことになりかねません。 そのようなことになれば、片方の肺の機能は失われ、片肺状態になりますが、 その残った片方の肺の機能も落ちているので、死亡するリスクが高くなります。 従って、手術は危険と判断されたのだと思います。 そこで、肺と胸膜を薬で癒着させて穴を塞ぐ方法が選択されたのだと 思います。 しかし、癒着させると言っても、接着剤でくっつければ済むという そんなに簡単なものではありません。 極端な話、セメンダインなどの接着剤を舐めればどうなりますか? 異常な痛みと熱感が舌を襲うことになります。 そのようなことを肺にするのですから、副作用がないはずがありません。 それでも、死ぬよりはマシという話なのです。 接着剤の薬剤を入れても、液体ですから、肝心の穴にきちんと当たるとは 限りません。また、一箇所でがちがちに固まっても困るのです。 そんなことになれば、そこ部分の肺の動きが止り、呼吸機能が失われます。 肺全体に薄く広がるというのが理想なので、体位変換という話も出たのだと 思います。 最初に述べたように、私は医師ではないので、お話の先生の処置が 正しいのかどうかを述べる立場にありません。 もしも、どうしても不安なならば、セカンドオピニオンを受けては いかがでしょうか。