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胸膜癒着術について教えてください
今、医師から胸膜癒着術を勧められているのですが、どういう手術なのか、やったことによりどうなるのか、副作用など不自由なことはないのか質問だらけです。病院が離れているもので、先生がいる時間帯にあえないので困っています。どうか教えてください。
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#1です. 癌性胸膜炎で,胸膜癒着療法を薦められたとなると,多分胸水のコントロールがつかないのだと思います. 胸水が多量にたまってくると,肺が拡がらず呼吸が苦しくなってしまいます. そのため,恐らくこれまでにも何度か胸水を抜く処置を繰り返しているのではないのでしょうか?(あるいは管を入れっぱなしにして抜き続けているか) 胸水中には結構蛋白も多く含まれているため,いくらでも抜き続けていると,ただでさえない体力をどんどん消耗していくことになるので,胸水をこれ以上ためないように,癒着を進められたのだと思いますよ. 本人やご家族が治療法に同意するかどうか,一度でうまくいくかどうかは別として,癒着という方法もあることを提示した主治医の先生の判断に賛成です.
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- uuronncha
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癌ではありませんが、胸水が溜まって困る状態になって胸膜癒着術を受けました。ドレーンの所から肺と胸膜の間に癒着させる薬を入れます。薬を入れた時、激しい痛みや、入れた日には高熱が出たりしました。一度ではくっつかず数回繰り返しました。薬を入れた時の苦痛はかなりありました。先生によると全く痛がらない人もいて、痛みは人それぞれだそうです。その後の副作用は特に感じていません。癒着のおかげで胸水は一定量以上溜まらなくなっています。ただ、今後肺の手術をすることがあればリスクが高くなると説明されました。
- gontarin
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どういった病気なのかによってもかなり変わってきます. 一般的に胸膜癒着療法というと,胸水がたまる状態,気胸で空気漏れが止まらない場合が多いかなと思います. 癒着術と言っても,通常は手術ではなく,胸腔に管を入れて(恐らく既に入っている状態が多いと思いますが),そこから胸腔内に薬剤(あるいは自己血)を注入します. 薬剤は胸膜に炎症を起こし(そのため痛みや発熱が起こりますが,それに対してはあらかじめ解熱鎮痛剤を投与しておくことが多いです),その炎症作用によって,肺表面の胸膜と,胸壁側の胸膜とが癒着を起こし,胸水や空気のたまる空間をなくしてしまうことになります. 癒着が起こってしまえば,水も空気もたまることがなくなるので,管はいらなくなります. 手術的に癒着を起こさせるのは,肺表面や胸壁の胸膜をブラシなどでこすって,やはり同じく炎症・癒着を起こす方法です. 癒着がうまくいった場合には,人によっては多少呼吸機能が低下することがありますが,呼吸が苦しくなるほどの人は今まで見たことはありません. むしろ,一度では癒着しないことの方が多いです.
補足
癌性の胸膜炎です。もう余命も3ヶ月といわれているのになぜか勧められました。
お礼
そういうことなのですか・・・いろいろ2度にわたって詳しく教えてくださりありがとうございます。家族でもう一度話し合ってみます。